ちびこ日記

ちびこ日記

ちびこは20歳を待たず逝ってしまいました。
今は生まれ変わって来てくれるのを
ひたすら待っています。

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昨年の12月5日0時過ぎ…
ちびこが逝ってから一年。

昨日今日と、
何をしてもちびこの闘病姿を、
そして最後の瞬間を、
繰り返し繰り返し反芻してしまい
気がつくと涙が落ちている。
一年の間、
やっと乗り越えてきたけれど
また、振り出しに戻ってしまった。

まるで、そこが自分の住み処のように
私の膝に常にどっかと乗っていた。
いつの間に乗ったか気が付かないぐらい
一心同体、当たり前のことだった。

寝床は勿論ふたり共有。
春夏秋冬、いつも一緒だった。
夏冬のお布団の入れ換えをすれば
いそいそと待っていて、
完成すると
嬉しそうにお布団に飛び乗った。

仕事から帰ってきたら
家中を駆け回って喜びを表現してくれた。
晴れの休日は
濡れ縁にパラソル立てて
日がな一日一緒にひなたぼっこした。

そうして19年を過ごしてきた。
いつでもぴったりくっついて
生きて来た。
ちびこと一緒に居られて、
こんなに幸せでいいのかなと
いつも思っていた。
居なくなるなんて
到底考えられなかった。
いつかは来る別れがどんなものか
全く想像出来ていなかった。

一年前、ちびこの亡骸の側に佇み
これからどうしよう…と思った。
そう、悲しいの上はどうしようだった。
現実が処理仕切れなかった。

ちびこを見送ったあと、
看病のために取っておいた
一週間の連続休暇で
表面は何とかリセットしたけれど、
実は一年たっても
未だにちびこが寝ていた側を
向いて寝られない。
何をしても、何処に行っても
虚しさは拭えない。

ちびこ、生まれ変わって
また、一緒に暮らそうよ。
きっときっと待ってるよ。