なんとなく浮かんだので書きます。




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部屋で温まりながらテレビを見ていた
ちょうどカウントダウンらしい





「3、2、1!!
  あけましておめでとうございま〜〜〜す!
  今年も宜しくお願いします。」



呆気なく年があけてしまった
なんて思っていると




「やば、年明けちゃた?」
 「長風呂しすぎたな笑」


ふと後ろから
呑気な声が聞こえてきた




 「遅いよ」


 「ごめんごめん」
 「あけましておめでとう、飛鳥」


 「ん、おめでと」


   「2019になっても冷たいねー」
   「うちの飛鳥ちゃんは」




そういいながら奈々未は冷蔵庫から
お酒を出していた


  「飲む?」

  「じゃあ、飲む」




二人してこたつに入り
特に話すこともなくつけたままの
テレビを見る





何も話さない静かな部屋の中
けどこの静けさを心地いいとかんじるのは



きっと一緒に居るのが奈々未だから
奈々未のことが好きだから…





柄にもなくそんなことを思っていたら
不意に抱き寄せられた


いつの間にか奈々未は
私を腕の中におさめている




こんな何気ない動作でも
私の心臓は静まることを知らない



 「どうしたの?//」

 「いや」

 「ん?」

 「好きだなぁ~と思って」

 「 なっ!?//  なに急に///」




何を言い出すかと思えば
この人はほんとにずるい


 「いやぁー、今年は思っていることを
     素直に言葉にしようかなと思って」

   「飛鳥も素直になってみる?笑」




ニヤつきながら言いやがって
そんなこと言われたら……




 「・・・・・・・・・だよっ・・・・・・///」


 「よく聞こえなかったな〜」


そういいながら
私の顔を覗き込んできた


急にイケメンになりやがって




 「だから私も、」
 「奈々未のこと好きだバカ///」



 「最後のバカは余計じゃない?笑」


 「うるさい!!」
   「今年も飛鳥ちゃんを離すなよ///」





奈々未を照れさせたくて
私の精一杯のデレをしたのだけれど





 「何言ってんの?」
   「ずっと離すきないから」




真剣な顔でこういうものだから
私の頬がもっと赤く染まってしまった




やはり奈々未の方が一枚上手らしい
よくもまぁそんなセリフが言えるよ





私は諦めて奈々未に身体を預けた







こんな私のそばにいてくれる奈々未が
私は大好きなんだ

だからその思いを込めて
今日は少し頑張ってみようかな





 「ねぇ、奈々未」


 「はい、なんでしょう」









 「愛してる」

















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お久しぶりです、卯月です
いやぁー年が明けましたね。
改めまして、今年も宜しくお願いします。

話は変わりますが
大変私事ではありますが今年受験でして、
なるべくしたいのですが更新があまりできそうに ありません。
受験を全力でやって、ばんばん小説をかきまくり たいです。


では、この一年が皆様にとって素敵なもので
ありますように!!!!

卯月