観てきました。



一言で言うのなら



面白かった!!



掛け合いとかはもちろんだけど

やっぱり一つのフリが後々大きな笑いの要素になったり

台詞が秀逸だったり。

こういうのって脚本家の采配?それとも演出家の采配?

何はともあれそういうところってやっぱアッパレ。


もちろん役者さんも。

笑いを取るのにテンポや言い方ってすっごく重要で

言い方一つで勝ってしまうところもある。

そういうのを考えたら今回も言い方で笑ってしまったところもあった。

間の取り方とかもね。

こういうのってやっぱそれなりに上手じゃないと出来ない事だから

さすがだなぁと。

プロの方に言うべき言葉じゃないかもしれないけどね。


でも喜劇って言うのは

落としにくいのかなと思ったのも事実。

全体的に明るいテンポの中に暗い影を落とす感じで

しんみりさせてその暗さを明るみに出し

エンディングへの潤滑油というかきっかけにする。


いきなりシリアスに入って言っても違和感があるし

すぐに笑いへの転換がされてしまうからその

シリアスがぼやけてしまう。

シリアスの内容的には決して悪くないし

つじつまもあっているはずなんだけど

なんかしらけるというかそこだけが浮いてみえるというか…。

だからといって笑って笑って笑って終わりっていうのは

難しくって…。一つのお話をきちっと終わらせるには

笑って終わりって言うのは尻切れトンボになっちゃったりするからなぁ…。


喜劇の難しさってのは以外にもそこにも

あるのではないかなぁと思った。

見飽きはしないけど、違和感が残る。


そういう意味では短編コントはずるいのかなと。

長い時間観ないから投げかけるような落ちでもそれはそれで

『余韻』になる。


う~ん

脚本を書く上での勉強ですね。

脚本家になるかはわかりませんが。



なにはともかく

笑った笑った面白かった。

前回,兼崎さんの舞台を観てから

羨ましいと思うほどの長身と長い足と

でっかい口と体格に似合わない若干の

舌足らずぶりに

魅了されてしまったのですが,

今回は菊地創さんに惹かれましたねぇ。

テンポもいいけど言い方も素敵。

菊地さんの舞台ももっと観てみたいと思いました。