どんも!
Takesuです。
こんばんは。
お元気でしょうか?
今日は久々にいらっとしかけました(笑)
そんな事を書いてみる!
掛かり付けの美容師がないので、点々と色んな美容室にいっている僕ですが、今回は2000円でカットしてくれるお得な美容室に行ってきました。
時間も早いし、手軽やし、そうしよう
受付に名前を記入し、ソファーで座って待つ。
店内はそれなりにきれいで、普通の美容室といったところ。
いよいよ自分の名前が呼ばれた。
カットしてくれる椅子に座り、スマートフォンを見せながら『こんな感じにしてください。』と髪型の写真
を見せて伝えたら、45歳ほどの兄さんが「はい、分かりました。近い感じにはできると思います。」と答えた。
見るからに雰囲気は良くない感じの人だ。
カットが始まり、手順良くカットするお兄さん。
前髪の話になる。
『右のもみあげが少し重たいので、左と同じくらいに軽くしてもらえますか?』と鏡越しに伝えた。
お兄さんが「癖があるのでもっと切るとなくなりますよ?」と言う感じで答えてきたので、『癖はあるので、左と同じようにしてもらいたいのです。』と、何とかできないか?と伝える。
そんな流れのほんの僅かなやり取りの会話でお兄さんが「もっとコミュニケーションをとってもらえませんか?一方的に言われても無理です。細かく注文されても、うちは低料金なのでそこまでは出来ません。」と言い放った。
頭の中で『ん?注文?そんなにしてないつもりやけど?めっちゃ、自己中心やん(笑)ここまでストレートに発言する人は久々に会ったわ。』
どうやら、自分の中でのマニュアルやペースに狂いが生まれると発言してしまわないと気がすまないらしい。
一瞬、脳内で選択肢が生まれる。
1、怒る。
2、叱る。
3、帰る。
4、与えて、相手のペースにのる。
即時に判断する。
怒る。
怒って上から文句を言ったところで、このおっさんは今までこの性格で生きてきた結晶。自分の感情をこいつにぶつけたところで、この先に何が待ってるのだろうか。
…
叱ってみるか。
この男と向き合い、分かり合おうとしたところで自分はこの男に対して、この先に何か求めたいことはあるのだろうか?
店長を呼んだところで、この店に何か求めたいことはあるのだろうか?
…
かなり無愛想だし、客に対して自分のストレートな事を言うし、気悪いから帰るか?
それはあまりにもアホらしい。
これは最後の選択しだなぁ。
…
与え譲って、相手のペースにのってみるか。
ここは気悪くしていない雰囲気を装おって、ところどころ『ありがとうございます。』と言って、相手のこの先の様子を見るか。
これが一番丸くおさまるし、そうしようか。
と思いながら一息置き、『なかなか素人なので伝えるのが難しいですね(照笑)』と言ってみる。
それからは、一言も発するのをやめ、冷静に相手の仕事を見てみる。
テキパキと自分のペースで切っている。
多分こいつは、今までこの感じで年輪を重ねてきたのは間違いない。
通りすがりの客が、このタイミングだけで何かを申したところでお互いに得られるものは何もないのは想像するところ。
この会社で汗水流して働いているから、どこかしら必要とされているんだろう。
この人からしたら、自分なりの仕事ノルマや時間の使い方があって、会社に対しての手際と言う意味では、人一人としての一人前の仕事を1日1日不満を持ちながらもしっかりと、積み重ねてこなしてるんだろう。
そんな背景を読んでみると、この兄ちゃんも自分なりに頑張ってるんや。
ましてや、こいつと言葉でやりあったら自分の精神年齢を下げるのもアホらしい。
そして、カットが終わる。
「いかがでしょうか?」と目の前の鏡を覗き込みながら言っている。
うんうん。
まぁまぁ、ええやんか!
男は髪型じゃないしな(笑)また生えるし。そう思うことにした。
『ありがとうございました!』
と伝えて、愛想のない兄ちゃんの温度と同じ温度感でお会計に進む。
カット中、そんな兄ちゃんの空気を感じながら彼の背景に触れてみると、垣間見えてくる彼の人生の空気感を許せてきて、怒りもとくになく、自分の中で何も起こっていないかのように店を出た(笑)
そして、少しあるいているときに色んな気持ちになる。
通りすがりの誰かと口論することもほぼないだろうな。
あるとしたら、それは虚栄心がたまたまその時に芽生えるか、本気で分かり合いたいか。だな。
イラッとすることがもしあったら、冷静な判断で相手の人生背景を読んであげると一番良いですよ。
人相の裏から哀愁が見えてきて、切ないあったかい気持ちになりますけどね(笑)
そんな夕方のことでした(o^-^o)
ご飯が美味しくて幸せだ!!
明日は雨やから、ストリート中止だな(^o^;)
引き続きみなさんにとって、素敵な1日になりますように☆