満月のとき。
そよそよと…
夜風は心地よく
しんしんと…
夜空は濃ゆく
昨夜の街の気配はめずらしくも
外へ出かけたい気分になりました
ふわふわと
さらさらと
風の波をかんじながら
坂道をくだります途中
ふと
だれかにキーンと見られているような
白くてまぶしい気配へ見上げてみると
夜空の手の届きそうな近くに
まん丸のお月さまが白く丸く
輝いているのでした
あまりにも強く
輝いているので
周りに隠れていた雲さんたちも照らし出されて
夜空はいちだんと明るく広がっているのでした
なんてうつくしいんだろう…と
瞳へ月模様が映し出されるとき
ふと
不思議な心地へと
誘われてゆくのでした
それは
今。わたしは。
地球という星に住んでいるんだった…
という
あたりまえのひとコマからはじまり
やがて
地球に住んで居るという
ひとコマのまんなかからは
地球という星に住んでいることって
なんてロマンがあることなのでしょう…
と 地球人として生きてるこの感じに
清々しいロマンをかんじるのでした
……
……
……
…昨夜のお月さまの美しさは
目の前の生活や制作に
追われているわたしへ
なんだか…ピカーんと
衝撃を受けたのでした
忙しく時を重ねていますと
地球に住んでいることなど
忘れがちになりますところ
もっと地球に住んで居るロマンを
かんじて生きていきたいなぁ…と
なんだか 大げさかもしれませんが
そのような眼差しにあらためてみたくなるのでした
それにしましても
忙しいというキモチは
大切な眼差しを見えなくしてゆく
消しゴムのようです。。
きっと
人類が誕生したばかりの頃は
太陽や月の存在や
山や川や星の息吹
そのような光景へ
大切に丁寧に見つめていたかとおもいますと
そもそもの生きる眼差しを
見つめなおしたくなります
そして 表現する立場なら
なおさら このような視点を大切にしたいと
おもいあらためているこの頃です。。
きょうは
お月さまから感じたひとコマでしたが
忙しい時間に追われているわたしたちは
実は神秘的で美しい星のなかで
生きているんだなぁ…ということを。。
お月さまを見つけたときに憶いだせるように
つづっておきたいとおもうのでした。。
さて
今宵は満月です◯
…と いうことで
昨夜のお月さまをのせておきたいとおもいます
月の写真はむつかしいですね…
本当の美しさは写真の解像度では
映らないのかもしれません。。
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