個展のはじめに。 | 日本画家 榊山敬代 オフィシャルブログ 人生こんなもん。Powered by Ameba

個展のはじめに。



きょうは8月7日は立秋
…とのことで 暦の上では

秋の気配があらわれてきます頃
といわれておりますが

秋の気配も溶かしてしまう程の
暑い日がつづいておりますので
体調管理に気をつけたい頃です

さて
立秋の節目を迎えましたきょうからは

個展についてを少しずつですが
つづってゆきたいとおもいます。。

先日では榊山敬代facebookページにて
個展のご案内を更新していただきましたが



この度は

いつものPOPな日本画展から
少しイメージが変わりまして

しとやかな日本画展へ…

場所は東京の池上大坊本行寺にて
日本画をお届けするご縁をいただき

自らにとっては新しい試みの制作時間へ
改めて勉強させていただいてる毎日です

今回の展示のきっかけとなりましたはじまりは
日本画家の中村宗弘先生よりお声がけいただきました。

中村先生には
渋谷のセルリアンホテルにあります
ギャルリアジュールでの個展をはじめ 昨年の銀座三越での個展にも
わざわざお越しいただいておりまして

チョコレートやジュエリーなど
風変わりなわたしの日本画でも
いつもニコニコとご理解いただき
励みをいただく先生でございます…

展示が決まりましてから
まだ中村先生には直接お会いできていないのですが 
このような繋がりへ感謝申しあげます…

…と 
展示が決まりましたのは6月。。

新作を制作するにも準備期間が短く
過去の作品のみ展示しようか迷ったのですが

結局のところ

一期一絵な時間を刻みたくおもい
池上大坊だからこそ生まれる作品を
ひと作品制作しようと心にきめるのでした

そのためには

テーマとなる作品のために
1から歴史を学ぶことにはじまり
テーマにまつわる地へ足を運び…
取材だけで一ヶ月程
費やしてしまいましたが

なんとなく描くのと
理解して描くのでは

作品への存在も変わるように
作品へ責任をもつ心もちにて

今も新作へ取り組んでいる次第でして
はたしてまにあうのでしょうか、、

そのようなわけでして

今回の個展のご案内となります
イメージ画像が間に合わないこともありまして…

2004年…23歳の時に制作しました
蓮をテーマに描いた
初々しき作品がこの度の個展イメージを飾ることとなりまして

過去の作品が
またこうして顔を出すとは
興味深いひとコマです。。

この作品は掛軸に表装されているのですが
まさかお寺でお披露目できるとは
23歳のわたしはおもってもいなかったわけですが… 

またこの掛軸にまつわるおはなしも
ブログにつづってゆきたいとおもいます


ところで
展示開催につきまして

池上大坊さまでは檀家さまをはじめ
チラシを配ってくださるとのことで

今回リーフレット仕立てのご案内を
自ら制作させていただきました

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渋いかんじではございますが
池上大坊さまに合わせた雰囲気にて。。

こちらのチラシですが
渋谷はウエマツ画材店と
渋谷はセルリアンホテルロビー階にございますギャルリアジュールにて
また 実家は刈谷エリアでもささやかに置かせていただいておりますので
見つけた際は手に取っていただけたらとおもいます。。

きょうは 個展のはじまりにということで
ここまでに  

制作に追われて またしばらく 
ブログが途絶えるかもしれませんが


つづく…

 
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榊山敬代 日本画展
「偲」Shinobu

会期:2016年 9月18日(日)/19日(月・祝)/22日(木・祝)
会場:池上大坊本行寺客殿1階 牡丹/桔梗之間

開館時間/午前10時から午後3時 
入場料/無料
アクセス/東京都大田区池上2-10-5(都営浅草線西馬込駅・東急池上線池上駅より、いずれも徒歩10分)
http://www.hongyozi.or.jp

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