お弁当箱と気のおはなし。 | 日本画家 榊山敬代 オフィシャルブログ 人生こんなもん。Powered by Ameba

お弁当箱と気のおはなし。



ミーンミン…


いよいよ夏本番のおとずれを
セミさんが奏ではじめております

7月も真ん中の頃。。

きょうの東京は暑さもすこしだけ
控えめに過ごしやすいでしょうか
 
こんな日は食欲も グー…と
顔をだすかんじのところですが

暑い日がつづきますと
何を食べたらいいのやら

ついついアッサリと冷たいメニューを
セレクトしてしまいがちです

…と きょうは

食のひとコマを
つづっておきたいとおもいます。。

先月からのコトですが

朝の新しい日課として
はじめてみましたのが

お弁当の制作。。

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画像は
先月のお弁当の一部ですが

はじめてみましたら

絵の制作のつづきのようで
たのしくこしらえています

テーマは…

彩りよく
冷蔵庫の
残り物で

…を 基本にしまして

ソーセージなどの加工食品や
冷凍食品は一切つかいませんので
とってもリーズナブルなお弁当です

お弁当箱も頂き物でして
折りたたみできるお弁当箱を使用…

まず

お弁当箱をキャンバスに見立てまして

メニューを考えるかんじは
アタマの体操になるようで

朝のラジオ体操の
お料理バージョンのようです 

お弁当をはじめてからというもの。。

不思議なことに
お弁当をいただきましてから

ごちそうさまでしたと
閉じたあと。。

元気が出る気がするなぁ…と
かんじるようになりました

そんな ある日のこと。。
 
ラジオから
興味深いおはなしが流れてきたのでした

そのひとコマとは
お食事は「気」を食べている  
というおはなしでした

たとえば

工場や人の気が無いお弁当より
人がお米を握るおにぎりの方が

人の気がカラダを元気に
してくださるとのことでした

…ナルホド と 腑に落ちるおはなしに

朝のはじまりに

元気に満ち溢れている気を
お弁当箱にとじこめたなら

パカッ…と

お弁当箱を空けてみたとき
朝の元気がお弁当箱から手を広げているようで

その元気の手にいただきますと
手を合わせてみたとき

さらに元気になれるかもしれません

お弁当箱でなくても
自らの気で自分へと
エールを贈るようにニギニギした
おにぎりをいただくだけでも
何かがちがうかもしれません

見えない「気」を
お弁当箱に詰めてみるイメージ。。

これは 日常の
あらゆるときに輝くイメージかもしれません

それは

お料理のとき 
お掃除のとき
お仕事のとき

ペットをなでるとき
握手を交わすとき
大切な人を抱きしめるとき

すべての日常には
そのひとの気から
つくられているとしたなら

気をつけてみたい
気の行き交う風景です

ちなみにわたしの日常にて
気の行き交う景色としまして…

絵をつくるときの環境では

始まりの朝と
終わりの夜に 

アトリエの床をかならず
拭き掃除をするのが日課なのですが
作品に対して
少しでも気のいいことを心がけたいものです


…ところで

きょうはようやくのことで
美容院へ出かけたのですが

街が休日モードでにぎわっておりまして
今の時期は三連休という方も多いのでしょうか…

こちらは

いつもと変わらず制作へ集中…
と過ごす予定でございますが。。

三連休の方々は夏を感じられる
まぶしい休日となりますように…*