胡粉とFancyのとき。 | 日本画家 榊山敬代 オフィシャルブログ 人生こんなもん。Powered by Ameba

胡粉とFancyのとき。


きょうの 
名古屋は

雪景色なお天気
…とのことで

実家の刈谷エリアでも
珍しく雪が積もった模様を
母親から久しぶりな電話より
お知らせいただくのでした

そして 

めずらしくFancyのお話しに
華が咲くのでした。。

…先日のこと

刈谷にありますギャラリーも楽しめる
おしゃれな喫茶店でのひとコマです

能面の作家さんの展示へ
おじゃましたときのこと

素材の説明をうかがっていましたら
まるで日本画みたいとの感想なのでした

そのひとコマとは

能面のお顔に用いられている素材が
胡粉(ゴフン)とのことでした

このお話しを聞いて
母親が胡粉という素材に
反応してくださったのは
なんだかうれしい感想でした

おそらく
胡粉と聞きましても

日本画の素材とご縁がなければ
知らない素材かもしれません…

そして

母親曰く
能面を眺めていたら 

Fancyも能面みたい…

とのご感想には
Fancyの本質のひとコマを
感じてくださっている気がして
話しはつづくのでした。。


…さて

きょうのブログでは
胡粉のお話しを簡単につづろうかしら

と 予定していた矢先に
母親からの電話より
胡粉からFancyのお話しへと
つづきましたから
おもしろいタイミングでした…

…と 

いうことで
久しぶりの
ファンシー

ご紹介したいとおもいます



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オヒサシブリデス…

きょうはお顔だけの
ひとコマですが

こちらのファンシーは
昨年の個展でお披露目しました
新作のファンシーちゃんです

素材は絹本に描いておりまして
掛軸なファンシーは
はじめての試みとなるのでした

では

ファンシーの作品で
たどってゆきますと

胡粉という素材は
どこに用いているのかといいますと…

主にファンシーの
お顔と手の白色の部分です

そして

この発色が美しい胡粉の
原料をたどってみますと

白色の原料とは

海の世界から
素材の物語は

はじまるのですが。。

そのひとコマの情景は
長くなりそうですので、、

次回へつづりたいとおもいます

最近おはなしが寄り道しがちですが
明日は真っ直ぐにつづれるでしょうか…

。。つづく