第7回こどもごころサロン。 | 日本画家 榊山敬代 オフィシャルブログ 人生こんなもん。Powered by Ameba

第7回こどもごころサロン。



… 先月末のことです。。


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博報堂本社にて


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第七回こどもごころサロンが
ひらかれたのですが

この度は

ゲストスピーカーとして
お招きいただきまして

日本画を囲んだ時間を
お集まりいただいた方々と
ご一緒してまいりました。


このような機会へと
つながることになりましたきっかけは

二月に開催された
チョコレートの作品を発表した個展へ

こどもごころサロンを主催しております
博報堂の方がご来廊いただいたことが

はじまりとなりました。


当初は

博報堂の方とも知らず
夢中で会場をご案内させていただいたわけですが

ギャラリーを後にされる最後に
こどもごころ製作所を担当されている方であることを知りました。


それから

数ヶ月経ちまして。


日本画へ興味を抱いてくださった
担当者さまのお陰で

このようなご縁をいただく運びとなったのでした。


こどもごころサロンでは

限定20名と
限られた関係者さまのなかで
ひらかれている繋がりなのですが


過去のゲストスピーカーでは。


第一回
クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会社 
社長 上田谷真一さま

第二回
らでぃっしゅぼーや株式会社 
会長 緒方大助さま

イーショップハイブ株式会社 
代表取締役 中野朋子さま

S-factory & Co. 
工場長 尾崎典明さま

フリーアナウンサー 
あおい有紀さま


…などなど


プロフェッショナルな方々が
ゲストスピーカーとして招かれているなか


日本画家


という存在へスポットを照らしていただけたことは

大変ありがたい繋がりでした。



サロン当日をむかえるまでは

博報堂の方々と
約四時間ほどの打ち合わせをしたり。

当日の数時間まえから
会場にて。

進行の打ち合わせに
アイデアを出し合っていたわけですが


まさに

あそびごころなキモチから
こどもごころなキモチから

会場へ足を運んでくださる方々のシチュエーションを想像しながら

進行の打ち合わせに
華を咲かせとおりました。


こんな時


とてもなつかしい感覚を
おもいだすのでした。


そのひとコマとは


たとえば

誕生日会でドッキリを考える時…
…学園祭の準備をしている時

そこには

迎える人の

驚く顔や
おもわず笑顔になってしまう瞬間を
想像しているように。

そのような感覚のなか

担当者さまたちと

あーしてみましょうか
こーしてみましょうか

とアイデアを広げてみるのでした。。



そのような流れのなか

日本画を囲んだ
こどもごころサロンは

オープンしたのでした。。。


幼少時代のお話しにはじまり。

日本画にひきつけられていくまでの
おはなしや…


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美術科の高校時代の
卒業作品展では

作品を回して展示したという
なつかしい日本画回転事件から
重力を意識するようになった
という平面に対するささやかなおはなしなど…


日本画に対する姿勢。


そして

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わたしがこよなく愛する
日本画の素材たちのご紹介では

直接手にとって
触れていただきました。


この度のサロンの時間では。

ただ日本画を説明するといった
お行儀の良い時間はさておき。

限られた空間を
いつもとひと味違った空間へ…

まるでこどものように
ワクワクしてくるような空間へ…

みなさまをご案内してみる
試みでしたので

みなさま自ら
立っていただいたり
移動していただいたり
のぞいていただいたりと

受け身な姿勢
というよりかは

積極的な姿勢にて

時間をご一緒したいとおもいました。


そのような流れのなか。

さて作品を
ご覧いただきましょう

と みなさまをご案内したのは

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入口のエントランスの空間にて。


美術館に来たようなイメージで
作品をご案内させていただきました。



…さあ。

何がでてくるでしょうか…


photo:07



すこしマジックな雰囲気にて

日本画作品を数点
ご覧いただきました。


photo:08



みなさまの反応は。

ご想像に
お任せしたいとおもいますが

まるでこどものような
興味シンシンな瞳が

薄暗い空間のなか

ウルウルと灯っていた光景は
よろこびを感じるひとコマでした。


…と

一時間半という

日本画の時間は
あっという間に過ぎまして

みなさまのお陰で
無事に幕を閉じたのでした。。。


ご参加いただいた方々からは

日本画に対する印象が変わったこと
身近に感じることの楽しさ
日本画に興味が湧いてきたこと

そして

日本ってイイですよね…


日本画をきっかけに
色々感じられたご感想からは

日本人だからこそ
感じられる感覚に

よろこびを
思い出している印象を感じました。


いただいたご感想で
印象深かったお言葉は

胸のあたりに固まっていたものへ
血が巡りはじめた感じです…



…こどもの頃は

みんな

イキイキと流れていた心が
あるとしたなら

やがて

おとなへと象られたとしても
おとなの雰囲気には流されないよう

無邪気なこころを
忘れないようにしたいものです。



この度は

日本画と
こどもごころを
エッセンスとして。

このような貴重な時間を
与えてくださったご縁を

さらなる心の励みとして…


そして

明日の日本画へと
いかしていけたらとおもいます。


また このような機会へと
つなげてくださった

博報堂のKさま Aさま Iさま
に おかれましては。

あらためまして
アイデアから色々な心配りなど
ありがとうございました…

個展がひと段落しましたら またご挨拶にうかがいたいとおもいます…!
今後もよろしくお願いいたします…




…ところで。

きょうのブログは
約一ヶ月ぶりな更新となりまして 汗、

ブログはじまって以来
ながらくとだえてしまいました。。


いうわけで

その分

制作に追われている
と いうことなのですが

なかなか
時間が足りてないのが現状です。


そのような時間のなかでも

こどもごころサロンにて
お披露目した日本画作品が

目にとまった
とあるお方のもとへと

嫁ぐことになったり。

他にも合わせますますと
五作品の我が子たちが

旅立つ巡り合わせをいただきました。

そのうえ
オーダー作品のご相談など。。


日本画を愛してくださる方々が
じわじわと灯ってきたこと…

とても 励みをいただきます。


ひきつづきまして
これからも。

日本画に
魅力を感じてくださる方が

ひとりでも
広がるように…


きょうも

日本画の魅力がひきだせるよう

素直に向き合っていきたいとおもいます。



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