解き放てた日。 | 日本画家 榊山敬代 オフィシャルブログ 人生こんなもん。Powered by Ameba

解き放てた日。



先日より。

パネルのカタマリを
ほどけずにいたわけですが…



ょぅゃく。




ェィ・ャー…





photo:04



シャキーン…
…スパーン


と 黄色いヒモへ
ハサミを走らせまして

梱包の解体ショーを
はじめることができました。。




photo:01




カタカタと
にぎやかに

そして

ほんのりと
木の香りが

アトリエを
つつみこんでいきますと

なぜか
この空気感に

安心していくのでした…


さて。

パネルたちを

ひとり
ひとり

迎えましたら

それぞれの
スリーサイズに合わせて
紙をカットしていきます。


photo:02



先日

切れ味良きハサミをいただいたのですが
切る時間がやみくもにたのしかったです。

そのようなわけで。

道具は大切だなぁと
あらためておもったひとコマです。


ところで
この度は

紙の種類を
新しい素材に

挑戦してみることに…

ウエマツ画材店にて
販売されております

ウエマツオリジナル紙なのですが

サンプルを試してみて
この度の新作シリーズに

使用してみたいとおもいました。


日本画に使用される和紙は

にじみ止めのために

どうさ
(膠液5~7倍に薄めたものに
小指の爪の先程の量の生ミョウバンを
合わせた液体)

と呼ばれる液体を
紙の表にひく工程があるのですが

あらかじめ

どうさが練りこまれている
どうさ入りの和紙もあり

和紙もイロイロ進化してきたようです。

そして

この度の紙なのですが
和紙ではないのですが

どうさ引きをしなければならず

ウエマツオリジナル商品の
レジンドーサを使用しています…



photo:03




一日かけて
乾かしていきますので

きょうは

乾きまち…です。


ところが

途中

レジンドーサ
が足りないことに気づきまして

明日画材屋さんへ
走りたいとおもいます…、


このようなわけで

描きはじめるまでは
なかなかバタバタしてしまうのですが


すこしずつ。。


進んでおりますので

この調子で
準備していきたいとおもいます。


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