つづける日本画の中で。 | 日本画家 榊山敬代 オフィシャルブログ 人生こんなもん。Powered by Ameba

つづける日本画の中で。



昨日は

かれこれ
三年前に描いた

チョコレートの作品が
気になりまして

久しぶりに
のぞいてみたのですが…


…?


線の引き方
絵具の載せ方
カタチの捉え方

など
など

すべての技量に
乏しさを感じるのでした。。


けれども
イイ捉え方をしてみるならば



制作している
チョコレートの方が

あきらかに
パワーアップしている

と いえるかもしれません…


それは

画面に対する緊張感にはじまり
細部のこだわりが ちがうように

たかが
チョコレート

という
一粒にしましても

同じモチーフだからこそ

過去と今を
わかりやすく比べることができた
ひとコマでした。


…ということは

さらに
来年も

チョコレートを描いてみたならば
さらに パワーアップできるかもしれない…

という可能性へ

素直に

信じてみたくなります。


日本画と出会って

今年で16年の月日を
むかえるわけですが

15年をむかえた
昨年は

ようやく

自己流の日本画の技法が
カラダに浸透してきたことを

指先



などが繋がるように
感じた一年でした。

それだけ

日本画の素材とは
突き詰めていけば
突き詰めていく程

奥の深い画材なのです。


こんなにも
描いてきたのに

今さら…?!

…と

あきれるような
情けないような
心境にもなりましたが

冷静に
見つめてみますと

こんなにも
描きつづけなければ

体感できない
境地があるということを

日本画の世界は
教えてくださっているようでした。

そのようなわけで。

そのような心境に
巡りあった昨年は

あらためて

あたらしいスタート地点に
立ちはじめたコトにすぎませんが…

年を重ねる度に

パワーアップした作品が
発信できるようになりたいです。


…ところで

この度の個展にむけての
制作日数は

過去最短です、

そのうえ
昨年の年末では

急きょ

ファンシー+○○○の
制作依頼があったりと…

おもうようなスケジュールで
進められていない状況ではありますが

このような状況も

きっと
どこかで

美術のカミサマに
試されているんだわ…

…と
おもいあらためまして。


なんとしてでも

間に合わせる作戦です。。


…ぁぁ

いつの日か

ゆとりをもって
個展を開催してみたいものです。



榊山敬代日本画展

    St. Valentine 


2013年2月1日(金)-2月16日(土) 11:00-18:00

GALELRIE AZUR
セルリアンタワー東急ホテルロビー階
東京都渋谷区桜丘町26-1  tel:03-6427-0025

オープニングレセプションパーティー2月1日(金) 19:00-21:00







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