ハロウィンと服部剛丈さん。 | 日本画家 榊山敬代 オフィシャルブログ 人生こんなもん。Powered by Ameba

ハロウィンと服部剛丈さん。




きょうは

ハロウィンの日。


…と いうことで


わたしは
魔法使いに…

日本画道具の
仲間たちは

魔法使いの
ゆかいな仲間たちに

変身いたしまして。。


ハロウィンの
アトリエは

仮装してからの


制作時間なのでした。。。







photo:01






…と

いうのは ウソです…


いつも通り

近ごろ
愛用中の

ツナギ姿にて

制作でございました。。


ところで
きょうは

ハロウィン

という キーワードから

なぜか

とある悲しい事件を 思い出しながらの

制作時間を過ごしていたのでした。


その事件とは

1992年
日本人留学生射殺事件。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/nihonjin.htm


さかのぼる時代は

高校生の頃です。


この事件は

わたしを育ててくださった
母校の学生であったことは

入学してから
詳しく知るのでした。


ある日。

英語の授業の
はじまりに

英語の先生は

服部剛丈さんの
事件の背景について

話されていたことを
思い出します。


事件のはじまりとは…

服部さんは
ハロウィンパーティーの会場を

間違えてしまったことから
悲しい事件へと
さらわれてしまうわけですが

番地を間違えて
玄関をくぐりぬけた服部さんは

家の主人となる青年から
強盗と勘違いをされた瞬間…

青年は服部さんへ
銃を向けて

こう 叫ばれるのでした。


フリーズ!


フリーズ… とは
じっとしていろ!

という意味から
銃を向けていたのです。

けれども
服部さんは

その言葉に答えるかのように

青年の方へ
走ってしまうのでした…


この
シチュエーションに対して

英語の先生は

こんな風に
解釈されていたのでした。


服部くんは
恐らく

フリーズという言葉がわからず
プリーズに聞こえたのではないか…

と おっしゃっていたのでした。


確かに

フリーズ
プリーズ

一瞬でしたら
聞き間違えてしまうかもしれません。

ましてや
銃を向けられたとしても

ハロウィンという
遊び心を楽しむ時ですから

服部さんなりに
明るい受け止め方をされて

突き進んでしまったのかもしれません…


…事件とは。


予想もしない瞬間から

あっと言う間に
遭遇してしまうかとおもうと


何も無く
平和に過ごせていることが

奇跡におもえてきます。


きっと

服部さんが
今 生きていたのなら

ハロウィンの今日は

留学時代のパーティーを
友人や大切な人たちに語り

明日も
夢に向かって

人生を歩んでいる

途中でしょうか…


そのような
今は亡き
服部さんの背中を

想像してみたとき。

今を生きている
わたしたちは

今日からも
明日からも

真っ白な希望に
満ちあふれていることに

よろこびを感じていたいと
しずかに おもうのでした。


服部さんとは

もちろん お会いしたことは
ありませんが

偶々 母校の先輩であることからも
忘れてはならない命であるということに

きょうは
冥福を祈りながらの

制作時間でした。


だからといって

決して

暗いキモチで
筆は動かしていません。

心は

つよく
明るく

奇跡的にも
生きている
わたしたちは

服部さんという
輝きの分まで

夢や希望を
抱いていたいとおもうのでした。

たとえ

夢や希望が
見えないとしても

そもそも
今 生きて居る…

という輝きが

チャンスのはじまりだとしたなら…

クヨクヨと
悩む時間は

隣に置きまして。

ただ
挑んでみる瞬間を

楽しんでいきたいと
おもわせてくれるかもしれません。。。



…そして

一昨日から
目を疑うニュースとして

ニューヨーク近辺での
ハリケーンの被害に
胸をいためて見ておりますと…


人生とは

あっと言う間に
はかない一面も

起こりうるということ…


おだやかに
平和なときこそ

自らのキモチに正直に
心残りのないように…

今 を刻んでおきたいです。。


さて

明日からは 早くも
あたらしい11月へ

突入でございます。


前から
気にかけていた

あんなこと…
…こんなこと

小さなコトをはじめに

ございますでしょうか…


…わたしは

アレコレと
ございますので

気になるコトから

チョコチョコと…

行動していけるような
一ヶ月を過ごしていきたいなぁ と おもいます。。。


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