きょうの日本画絵具。
ココは
水干絵具(スイヒエノグ)の
コーナー。
歯抜けに 並んでいる
棚の様子から は
きょうの制作が
チラリと
みえてきます…
本日は。
この 歯抜けな様子から
うかがえるように
寒色系よりも
暖色系や
柑橘系の
色調達を
主に用いておりました。。
柑橘系の色合いは
存在感のある
色味へ塗りおこしていくためには
一度 塗っただけでは
イメージの発色に近づけないので
違う色味を
何層も 重ねたり
岩絵具を
下地に重ねてみたり
水干絵具を下地に
岩絵具を塗ってみたり と
日本画ならではの
工夫の時間は
おもしろいです。
時には
失敗もありますが
この
なかなか
うまくいかない時間こそ
悩み…
…喜び
双方を味わせてくれる
ひとコマとは
日本画ならではの
魅力かもしれません。。
日本画の素材は
長年の経験が必要ですが
何年接していても
新鮮なキモチを教えてくださる
興味深い 技法です。
今年 も 早いもので
残す月日は半分 となりましたが…
たくさん 描いて
日本画の素材と
さらにさらに
なかよくなれたら と おもいます。
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