皆既月食の日。
白く まぶしい
まんまる な
お月さま と
お月さま の ひかり に
ライトアップ されて
横から 流れる
雲 の 親子 と・・・
昨夜は。
あまりにも お月さま の 気配 が
まぶしかったので
冷え込む 外へ
飛び出しまして
てくてく と
月を 見上げながら 歩いてみました。
わたしの まるい瞳 の なかに
まんまる の お月さま が 重なりますと
なんだか ふしぎなキモチ へと
時間が刻みはじめるのでした・・・
お月さま は
いつも以上に
白く 強く 光を放っていたので
雲は
銀色 に キラキラ と 流れ
夜空 は
どこまでも
吸い込まれそうに
深く
黒く
…今まで
目にしたことのない
夜空 の キャンバス に
言葉を忘れていくようでした。
気がつくと
その感覚とは
絵を描いている とき と 似たような
ふと 時間がとまっているかのような 時空へと
包まれていく イメージです。。。
月 や 太陽 が 浮んでいること
お星さま が 煌めいていること
やはり わたしにとっては
このような 景色 とは 愛おしすぎて
どんな 映画をみせられるよりも 感動的 で
このような
すばらしい 星に 住んでいる ことを
誇りに感じてしまう ひとコマです。
…このように
素直に感じることを 人へ伝えたくなるものですが…
感じていること を
必死 に 伝えてみたとしても。
そんなぁ~
大げさだね~
…と 時には
鼻で笑われてしまうことも ありますが
そもそも人間とは
大げさ 以上に
言葉では 表現できない
感情の表現 と いうカテゴリが
まだまだ
発展していない 生き物なのかもしれませんし
まだまだ
表現方法 が 進化していける 生き物なのかもしれません…
だからこそ
今わたしは。
自分にできること として
表現の世界 に 身を置きながら
日本画のフィルターを通して 探りながら… と
時間を重ねていきたいのかもしれません。
理解されるように
分析して考えて歩む よりも
素直な感情に身をゆだねて
情熱的に歩んでいけたら と…
昨日の空 を 眺めていましたら
生きる視点 の 焦点 を
お月さま から マルッと
あらためられたようで
すこし カクカクしていた 瞳は
まるく 引き締まっていくようでした。。。
自らの 瞳 は どうか ナ…
心の鏡から のぞいてみる ひとコマも
とりいれまして
明日から あたらしい 月曜日
スタートしてみようと おもいます。
ところで
皆既月食 の 様子は
ザンネンながら 目にすることができなかったのですが…
次回は 皆既月食の様子 を 眺められること を
たのしみにしたいとおもいます…