皆既月食の日。 | 日本画家 榊山敬代 オフィシャルブログ 人生こんなもん。Powered by Ameba

皆既月食の日。





白く まぶしい


まんまる な

お月さま と


お月さま の ひかり に

ライトアップ されて


横から 流れる


雲 の 親子 と・・・









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昨夜は。

あまりにも お月さま の 気配 が

まぶしかったので


冷え込む 外へ

飛び出しまして


てくてく と

月を 見上げながら 歩いてみました。



わたしの まるい瞳 の なかに

まんまる の お月さま が 重なりますと


なんだか ふしぎなキモチ へと

時間が刻みはじめるのでした・・・




お月さま は

いつも以上に

白く 強く 光を放っていたので


雲は

銀色 に キラキラ と 流れ


夜空 は

どこまでも

吸い込まれそうに


深く
黒く



…今まで


目にしたことのない

夜空 の キャンバス に


言葉を忘れていくようでした。


気がつくと


その感覚とは

絵を描いている とき と 似たような


ふと 時間がとまっているかのような 時空へと

包まれていく イメージです。。。



月 や 太陽 が 浮んでいること

お星さま が 煌めいていること


やはり わたしにとっては

このような 景色 とは 愛おしすぎて

どんな 映画をみせられるよりも 感動的 で


このような

すばらしい 星に 住んでいる ことを

誇りに感じてしまう ひとコマです。



…このように

素直に感じることを 人へ伝えたくなるものですが…


感じていること を

必死 に 伝えてみたとしても。


そんなぁ~

大げさだね~


…と 時には

鼻で笑われてしまうことも ありますが


そもそも人間とは

大げさ 以上に

言葉では 表現できない

感情の表現 と いうカテゴリが

まだまだ

発展していない 生き物なのかもしれませんし

まだまだ

表現方法 が 進化していける 生き物なのかもしれません…


だからこそ

今わたしは。


自分にできること として

表現の世界 に 身を置きながら

日本画のフィルターを通して 探りながら… と

時間を重ねていきたいのかもしれません。



理解されるように

分析して考えて歩む よりも


素直な感情に身をゆだねて

情熱的に歩んでいけたら と…


昨日の空 を 眺めていましたら


生きる視点 の 焦点 を

お月さま から マルッと

あらためられたようで


すこし カクカクしていた 瞳は

まるく 引き締まっていくようでした。。。



自らの 瞳 は どうか ナ…


心の鏡から のぞいてみる ひとコマも

とりいれまして


明日から あたらしい 月曜日

スタートしてみようと おもいます。



ところで

皆既月食 の 様子は

ザンネンながら 目にすることができなかったのですが…

次回は 皆既月食の様子 を 眺められること を

たのしみにしたいとおもいます…