着物と日本画。 | 日本画家 榊山敬代 オフィシャルブログ 人生こんなもん。Powered by Ameba

着物と日本画。




今朝は

早起きしまして


パラパラ と

とある 雑誌 を 眺めていました。



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そこで

目にとまったのは


加賀友禅特集。


今まで ブログでは

着物にまつわる お話は

まだ つづっていませんでしたが


実は

着物の世界に

とても興味 が ありまして

着物の世界 が 大好きです。


興味を抱きはじめたの は

成人式 の 節目 の とき。


感性の素晴らしい 呉服屋さんとの

ご縁もありまして

祖母から プレゼントしていただいた


今まで見たことのない

独創的 な

加賀友禅の振袖 との 出会いが


着物の魅力へと

深く 引きこまれはじめた

きっかけでした。


古来から引き継がれた

染色技術から

作家さま の 手描きによって

魂が 深く染められた

世界でひとつしかない 着物のチカラとは…


キモノの 存在感 に。

キモノの放つ 雰囲気 に。


人間のような 息吹を感じまして

目が覚めるように

吸い寄せられたものでした。


振袖との物語については

ゆっくりと 後日

つづりたい と おもいます が…



今朝。

頭に浮かんだこととは…


着物 も 日本画 も。


同じような 香りを

感じるなぁ …

と いうことでした。


伝承されていく

素材と技法 は 変わりませんが

作者次第で


独創的 な 作品 へ 生まれ変わったり。

よくあるような 日本風な作品 に おさまったり。

目を覆うような 作品へ 変わり果てたりと。


あらためて。

自分は どこを 目指したいのか…

作者とは。

常に 問いただしたい ひとコマです。


そのような 問いのなか。

雑誌に目を通しながら…


人生の途中に

与えていただいた

加賀友禅の振袖 の 息吹 から

もう一度。

自らの原点 を おもいだしていた

朝の時間です。


…やはり


表現の世界とは

常に あらたな可能性 を

秘めています。


昨日も制作途中に

なんども つぶやいてしまいましたが


イイ存在 を こしらえたい…


本心から こしらえる

わたしにとっての

本物 が 発信 できたらなぁ…



これから先。

ところ どころ の 合間に

着物の世界 や

伝承されてきた 日本の感性 を 見直したり

時には

現代ならではの感性 を オシャレに取り入れながら …

あらゆる角度から

喝を入れて いただきまして。


・・・さて

きょうも。


日本画といっしょに

粘りたいとおもいます。



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