新風の便り。 | 日本画家 榊山敬代 オフィシャルブログ 人生こんなもん。Powered by Ameba

新風の便り。




今宵 は さわがしい 風音 。。。


本日 は 一日中。

今まで 感じた事の ない


まるで 生きモノ の よう な 神秘的 な 風が

街の 上空を 通過 して おりました。


短い 人生29年 の なか でも。


忘れられない 風の 気配です…


今日は。

制作モード には なれず。


いつもと 違う 上空の 気配へ

意識 を ゆだねがら…

メディアから 流れてくる 情報を

静かに 見守っていたのでした・・・



テレビ から 流れる 映像を 見続けていくうちに。

流れる 映像 から は


まるで 平面 のような… 絵画のような…

発信される メッセージ が はっきりと 受け取れるのを 感じたのでした。



たとえば。



関東圏 で 実施された 計画停電 にて

街の 方に 聞いた インタビューでは …


「いつ 停電が くるか 構えていたんですけど…

結局 停電に ならなかったんですよね …困りますよね… 」


…と サラリーマン の 方は… おっしゃっていました。



その一方。

被災地 の おばあちゃま の インタビュー では…


「食料は 日に日に 増えてるし…

もう 十分ね… 本当に ありがたいです… 涙がでちゃう…」


おばあちゃまの 口元 からは


とがった 不安 な 言葉よりも。

熱い 感謝のキモチ が 溢れていたのでした。



そして。

あたたかい 食事を ほうばる 小学生 の 子供たち の インタビューでは…


「ぼくたち より もっと 困っている ひとたちが いるから

ありがたいです…」


幼い 外見からは 想像できない

おもいやりのある やさしく つよい 言葉に 熱くなるのでした。



・・・また。

被災地 で 卒業式 を 迎える

最後 の 給食 の 映像では


シルバー色 の お盆に


パン ひとつ。

牛乳 ひとパック。


の 映像が 流れていました。


けれども。

変な 顔 する こどもは ひとりもおらず。


現状を受け入れる 以上に

パン が 食べられるだけでも ありがたい という

今 に 懸命に 明るく 生きている 姿が 映し出されているのでした。



テレビから 流れる ニュースとは。


ただの 事件 として。

眺めるのでは なくて。


テレビから 発信される

今 を 生きている 方々の

目の色 や 言霊 から

メッセージ を 受け取りたいものです。


関東地方 では 突然の 停電など。

少しの 不自由も ありますが


モノ が 豊かな うえ。


寝泊まり できる 居場所 が あるだけでも。

ありがたい ことです。


家族 を 失っても

ひとつのパン を 笑顔で ほうばる 小学生が


成人 した とき…


きっと。

生きるコトの たいせつ な 息吹きを

世の中へ 植えて いってくれる ことでしょう…



東北地方では。

なにも かも 失ったかの ように

テレビからの 映像では 見受けられますが…


これから

生きていく うえで。


そして。

今まで なるように 恵まれていたからこそ

忘れかけていた たいせつな ことを…


今回の 災害は

被害の少ない わたしたちへ


信号 を 送っているかのようです。


その サイン とは…

助かった 被災地 の 方々が 口々にする



生きてて ラッキー…

助かって 十分…

これ以上 もう 何も いりません…



やはり。

生かされている ことの 奇跡へ・・・



今 だからこそ。

かっこなんか つけてないで。


心の中から 素直に 熱く

感謝 していくことなのかも しれません…



…そして。



ブログ 人生こんなもん。 へ 毎度 おとずれてくださる


読者さま とは

そんな キモチを 合い言葉に。


これからも お付き合い して いただけたら…


…と…



都心 の 上空を 勢いよく はげしく 流れる

川のような 風 と 共に


ささやかな 希望を 放ってみるのでした…