磁石な心もち。 | 日本画家 榊山敬代 オフィシャルブログ 人生こんなもん。Powered by Ameba

磁石な心もち。



「 人は こう 言うけど

わたしは こう おもうんだけどな・・・」



あらゆる キモチ と 出会える

毎日です。



いろいろ な 感情を 感じているのは

誰のせいでもなく


自らの 心もち から

はじまる わけなのですが。


ふと。


本心を 忘れて

気 が 浮き出しますと


フワフワ 不安 に なるものです。


心というものは

見えないけれど

自らに対して 絶対に 嘘を つかない

正直者 で

いつも そばに 居てくれる

強い味方 な 心さん。



そんな 心もちに

世の中は あらゆる カタチで

試してきては・・・

あらゆる 考え方 を 学ばせてくれるのです。



たとえば・・・大学生 の 頃。

日本画の講評会の 際では


感性を極めたい 心もち を

先生方から 試されている 時代がありました。



「絵画にアイデアは いらない。 卒業してから やりなさい。」

「アニメのようで この絵は キライだな~。」

「もっと、見たままの モチーフだけを 描けばいいんだよ。」



そんな とき。


「わかりました。では 先生のおっしゃる通りに 改めます」


・・・と いう

わたしが 居たとしたら

たしかに 学生らしく 講評だったかも しれません。



けれども。

これでは いけませんでした。


そんな ときほど。

心もち を 改めるよう 工夫を してみたものでした。


「否定されるのも きっと ためされているんだな…」


せっかく 内から 溢れ出てきてくれる

イメージが あるのですから

否定されたとしても。


イメージが 出てくる ということは

いつしか 必要な 要素だから

ただ 記録する 心もちにて 描くべし。


人に なんと 言われようと

描きたいから ただ 描こう。

この キモチは いつか どこかで

役にたてる 感性なのだから…!



そんな キモチに 燃やして まっしぐらだった

大学生時代。


あまり 学校のアトリエ では 描かず。

自らが 納得する 絵を 目指して

家にこもって・黙々 と 描いておりました。


「たまには アルバイトでも したら?」

「社会に 出て もう少し 視野を 広げたら?」


こもりがちな わたしは

このような お言葉を 何度か いただいたものです。


「そうだね。社会勉強しなきゃ 人間として 失格だよね…」


けれども。


画面に向かって

描いている じかんとは

はたから見れば

ただ 座って 描いている 光景ですが


自らの 内では。

神聖 な 空気 を 感じられて

不安 を 知らない 自分が居て

未来は 明るい としか おもえないのです。


そして。

このような キモチを

刻み つづけることが 大切なのでは ないかと

信じていたものです。



もしも・このような 考え方が

間違っていたと したら

気付かしていただける 出来事に

出会ったことでしょう。



けれども。

今のところ わたしの耳には聞こえていないのか


このままの キモチで 駆け抜ければイイのだと

与えられる 環境が 励ましてくれるのでした。



そのような 心もちで

東京を舞台に 自らを試しておりました。



そして・先日。

突然 声が かかり

参加させていただいた

リーバイスの プロジェクトにしても。


今までの 心もちが 引き寄せてくれたのでしょうか…


一度も お会いしたことのない

海外の方より

どこで 繋がったのかは 今も 謎なのですが


見えない 何かと 何かが

引き合わさったことに よって


このような 機会に 巡り合えたのかもしれません。


もしかすると。


コチラのブログを 読んでくださっていたのかな…

ホームページを たまたま発見してくださったのかな…


お会いしたことが ないだけに

あらゆる 妄想が 広がるばかりでしたが。


この度の プロジェクトから 選考していただいたことは


東京へ 降り立ってから

信じ つづけていた 心もちに

強い 励ましを いただけた 出会いとなりました。



「そのままの 心もちで がんばりなさいよ!」



知らない・見えない 誰かから…

肩を やさしく 押してくれたようで


心の まんなか に

更なる やる気の 炎が 宿ったのでした。



多くの 人々の お陰から

我が道を 積み上げていく

今 という じかん。



極めている ことに 対して。

たとえ だれからも うなずいてもらえない 時代が

長い としても…

つづける 心もちの過程 が

大切なのかもしれません。


やがて。

極めた 磁気が 磁石となって…


いつかは うなずいてくれる

意識 と 引き寄せ合い

やがて。

励まされる じかん と

たくさん 喜びあえること を 信じたいです。



この度 の プロジェクト との

貴重 な 出会い から…


心もち 次第で 引き寄せる

何かが この世には あるのかもしれない


…そのような 気配 を 信じたくなりました。



そんな ことを イメージしてみますと・・・



今のキモチ。


どうせならば。

前向きに 未来は明るいと 信じきって・・・


歩みつづけて いきたいものです。



そして 今の時代。


変わろうとしている 時代 だからこそ。

わたしたちは

時代から 試されているのかもしれない という

ささやかな 心もちも …

意識して いたいものです。





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