たとえば 宇多田ヒカル という鏡。 | 日本画家 榊山敬代 オフィシャルブログ 人生こんなもん。Powered by Ameba

たとえば 宇多田ヒカル という鏡。




本日より

宇多田ヒカルさんの

新曲 PV が 解禁されたとのこと。

ご本人が 監督を されたそうなのです。


YouTubeから チラリ と のぞいてみました。


舞台は さりげない 憩いの お部屋 。



彼女 の お部屋の 風景は

パソコンから のぞいているような 視点から 固定されており

観ている側は

パソコンを 通して お部屋を のぞいているかのような 視点なので

まるで スカイプ を しているような 世界でした。


もしくは・視点を 変えますと。

なんちゃって 宇多田さんが

手作りで PVを 投稿しているかのようにも

うかがえる 空気も少々・・・

ユーモア が ただよっています。



『現在』 という 固定された お部屋のひとコマを 舞台に。

過去 の なつかしい

Automatic や traveling の PVの ひとコマを

まるで ジェスチャーのように

身ぶり手ぶりで 再現している 様子は

まさに


「わたしの今までの 人生ってね、 こんなかんじでさ…

こーんなかんじ!・・・そして つづく・・・」



・・・と。


彼女の キモチ そのものが

そのまま 伝わってくるような PVでした。



笑っちゃうな~ という よりも

なぜだか キュン・・・と 涙 少々。

うなずきながら 感じさせられる もの が ありました。


それは・もしかしたら。

人生の ひとコマ なるもの を

チラッと ささやかれた気が したからなのかも しれません。



いつもと かわらぬ

お部屋の なかで。

わたしたちも・彼女のように。


ふと・「今までのわたしについて」

振り返ってみれば・・・



道の はじまり が あって

共に 歩む 曲が あって

あらゆる モチーフや

自らの さまざまな 感情 と 出会えたからこそ

『今』の 自分が 居ます 。



そもそも『今』のじかんとは。


涙 あり 笑いあり・・・

必死 の 積み重ね ですが。


『過去』と なってしまえば

あの時は たいへんだとおもっていたけど

こんなもんでしたかぁ~・・・

・・・と


時が 経てば。

映画を巻き戻すような なつかしい じかん となります。




人生を振り返る舞台は

お部屋のなか。

もしくは・電車のなかでも いいでしょう。


自らの 10年を 振り返るとしたら

いったい みなさまには

どんな PV が

上映 されるのでしょう・・・





・・・ちなみに。


わたしが 東京へ 日本画の道を 極めるべく

スタートさせた はじめての 一人暮らしの

小さなお部屋では・・・



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2001年制作 /タイトル『タカヨ次元ルーム』



はじめての 独り時刻 の なか。

はじめて だらけの 東京で。

どこまで 自分と 対話をしながら

どこまで 表現を 追求していけるのか。


希望 どっさり & 不安 少々。

小さな お部屋で

自らとの にらめっこを はじめた頃の

なつかしい 作品を おもいだしました。


今では この お部屋から 卒業して

今となっては・なつかしい ひとコマです。




・・・一休み の じかん 。

宇多田ヒカルさんの PV を 眺めながら・・・


ふと。

自分にむかって つよく・・・




「29年!今まで どうも ありがとう!」



・・・たまには。

過去の じぶんへ

よく頑張った!と 感謝して。

笑い とばし 拍手することは。


今から・更なる

明るい 人生へ と・・・


自らが。

導いていくような気がしたのです。



どうか。

今までの 自分なんて どうせ・・・


・・・なんて。


キモチの寄り道 を せずに。


人生物語 を ゆかいに 演出していく ためにも

今から キモチ・ニャニャ と。


前向きに 生きたいものです・・・!