絵のちから 。 | 日本画家 榊山敬代 オフィシャルブログ 人生こんなもん。Powered by Ameba

絵のちから 。





3日間 に わたって

カール・ハイド展 にて 感じたことを 記していた



第三話・・・

・・・なぜか。



わたし が 現在 描くテーマとしている

シリーズのひとつ

「Fancy」が

何度も

何度も

よぎりました。






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ゴブサタシテマス・・・*




(カール・ハイド展 3。にて。)

展示されていた カールさんの 文章を読んで

勝手に・自問自答 していくような イメージに感じてしまったわけですが。


ただ・わたし自身 が

常に 自問自答 を 大切にしていたい という

ささやかな 志し を 込めていただけなのかもしれません。

そのような 心もち を スタートに「Fancy」は 描かれていくので

ふと。

自問自答 から「Fancy」へと 繋がっていったのでしょう。



ご無沙汰な「Fancy」の ご登場 。

せっかくですので。

「Fancy」について 軽く ご紹介しようとおもいます 。


「Fancy」とは・・・

観る側の 自問自答から はじまるシリーズ 。


人間風・笑顔風・女性風 。


すべては 曖昧な世界で 成り立つ「Fancy」は

観る側の 想像力に ゆだねることが大好きな 妖精 です。


「Fancy」は 何も語りませんし

ただ・観る側に 無償で向き合うことが 特技な 妖精さん。


「Fancy」の 簡単な プロフィール たちは

hp でも 見ることができますので よろしければ 目を通してみてくださいね…
http://sakakiyamatakayo.com/fancy.html



そんな・「Fancy」は 当然ながら

絵 ですので・・・

毎日・毎日 静止しております。


それでも・不思議と

毎日・同じ顔に 見えないのです。


絵 とは おもしろいです。


静止している 絵画 。


難しい 印象も 多いのですが

観る側の 心もち を ちょっとだけ 変えてみるのも

楽しみ方の ひとつ なので おすすめです。


たとえば。

美術館では 音声ガイド が ありますが

最初から 聞いてうなずいてしまうのは もったいないように おもいます。


まず。

作品の前に 立ちます。

はじめまして・・・

の 次は。


ただ ボーッと 眺めていれば 良いです。


「色がきれいだな・・・」

「細かいな~・・・」

「りんご が 美味しそうだな・・・帰りに買って帰ろ♪」


観る側によって

カラフル な 視点と ストーリーが

絵画 の まわりに ぷかぷか と 広がるのです。


そして。

自分流 の 楽しみ方に 一息ついたら・・・


作品の 歴史 や 背景 などを おさらいするキモチで

音声ガイド・スイッチオン・・・

より 作品に深みが 湧いてくるかもしれません。



絵画 は 残念ながら

動けませんが・・・


観てくれる 人が

立ち止まって。


鮮やかに 想像してくれることが

魅力的 な 作品へと 磨かれる

魔法のじかん 。



そんな・ささやかな時間が 流れることを イメージしながら。


一瞬 でも 。

人生のひとコマ を 潤わす作品たち を 残していきたいものです・・・