シャリース at めざましライブ2011 | 榊邦彦 OFFICIAL BLOG new

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けれど一方で、言葉や愛がまったく立ち向かうことのできない不安や困難も、
また、存在しないのではないか……僕は、今そう思っている。
『100万分の1の恋人』榊邦彦(新潮社)

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本日、シャリースのめざましライブの日。
事情あって、妻さんと、僕の分身を派遣しました!

ということで、今回は、妻さんのレポートです。

「猛暑も吹き飛ばすペン子ちゃん」 by 妻さん
 
今日は、シャリースのめざましライブに、お台場まで行ってきました。
せっかくだから、お台場合衆国も見学しようと、朝から、出かけたのですが、会場は人の嵐。
フジテレビ本社屋の展示スペースも、入場するだけで1時間待ちです。
炎天下の中、これでは、夕方のペン子ちゃん(すいません。いつも親しみをこめて「ペン子ちゃん」って言っているので、そのままで書きます))に、万全の体調で会うことができないと、お台場合衆国周りは諦め、近くのホテルで、のんびりと食事をとったりウィンドーショッピングをしたりしながら、時間をつぶしました。

最後はロビーのソファで、たっぷり英気を養って、3時過ぎに、いざ、ライブ会場へGO。
ペン子ちゃんのライヴが行われる会場は、「サンサンアイランド」の中です。
うー、なんて暑い名前だ……。「Sun Sun 島?」 「燦々 島?」

4時の開場に向けて、整理番号順に並んで待ちます。
夕方近いというのに、西日がギラギラ。
熱中症にならないように水分補給しながら、時間を待っていると、スタジアムの方から、「Louder」や「Pyramid」のリズムが聞こえてきます。
平原綾香さんのライブのオープニングアクトでありながら、ペン子ちゃんもしっかりPRされています。ペン子ちゃんのボーカルのリズムに、いよいよ期待が高まります。
(ファン仲間のWhight night さんをお見かけして、ごあいさつすることが出来ました!)

開場時間になり、係員の方の誘導で、会場に向かいます。
今回の整理番号は40番台。前回のZepp東京ほどに早い番号ではありませんが、それでも、2列目は堅いところ。
上手くいけば1列目も夢ではない?

係員の方の誘導が外れて、「よーいドン」になったときは、少し小走りで、2列目の良い席をキープしました。
お台場のミュージックスタジアムは、急造な感じではありますが、天井も高く、音響設備もいい感じです。
完全オープンスペースだけに、とても「日常的な感じ」です。東京国際フォーラムやZepp東京とは違った、「身近さ」が感じられます。
ちょっと大がかりな大学祭の屋外コンサートのような雰囲気で、ちょっと懐かしい。

席をキープした後は、ペン子ちゃんの、「As far as the sky」や「Pyramid」や、平原綾香さんのPVを観て、開演の4時30分を待ちます。
周囲では、Chasterのお知り合い同士の方が、ごあいさつを交わしたりしています。日本のChasterのネットワークも、どんどん出来上がっていく感じですね。ChariceのTシャツを来ているオジサンもいます。

4時30分、ほぼ、定時に、ペン子ちゃんがステージに登場。
客席からの拍手や指笛の中、いきなり、「Louder」で、会場をあっというまに、アップテンポのリズムで埋め尽くします。客席の右や左、後ろの席や前の席、ビシッと指さしたり、鮮やかな微笑みを向けたりしながら、ぐんぐんボルテージを上げていきます。気温の暑さも忘れるような、熱いステージで、さっきまでとは違った、気持良い汗が流れます。
ペン子ちゃんの歌は、いつ見ても、いつ聞いても、魂の籠った説得力あるパフォーマンス、完璧な音程とリズム。
特に「Louder」は裏拍のリズムの切れが良く、自然と体が動いてしまいます。
会場は熱気がムンムンで、ペン子ちゃんも時々、手で顔を仰ぐような仕種もあるのですが、それがまたなんとも「素」なノリを作っている感じです。こういうのは、天性の「自由感」なんでしょうね。なかなか日本人の歌手には出来ないパフォーマンスです。ペン子ちゃんの歌いぶりも、いよいよ堂に入ってきました。

「Louder」の次は、短いMC。英語はよく分かりないのですが、「プルドクター」という単語が聞こえたので、「As far as the sky」が来るぞということは分かりました。

「As far as the sky」……日本のスタッフが作っただけあって、日本人好みに仕上がっているなあという感じ。
きれいなメロディラインの情緒的な曲です。
それでも、ただ大人しく教科書的に歌い上げないのが、ペン子ちゃんです。
少しアドリブなフェイクもいれながら、「切ない叫び」といった感じで、歌い上げます。
まさに、題名通り「空ほど遠くへ届け」というような歌唱です。(そのくらいの英語なら、分かる…)

ペン子ちゃんの歌を聞くたびに、「魂」という言葉を思うのですが、ワンフレーズワンフレーズ、思いっきり魂をこめて、もしくはそっと魂をのせて、言葉を会場に届けます。
派手なライティングのない「素の会場」だっただけに、いよいよペン子ちゃんが近く感じられました。Zepp東京の1列目も最高でしたが、今回の2列目もまた、ペン子ちゃんの歌を、ペン子ちゃんの魂を、「直」で間近で感じられました。

平原綾香さんのオープニングアクトだっただけに、「Louder」と「As far as the sky」の2曲だけで、ペン子ちゃんは、退きましたが、暑さにめげずに、待ち続けた甲斐のある素敵な時間でした。

終演後、Whight night さんの紹介で、多くのChasterさんと、お話する機会がありました。
夫さんのブログを読んでくださっている方も多く、驚きました。
手造りの「Charice写真集」を持っている方や、大阪から来た方、早朝の羽田までペン子ちゃんを迎えに行った方、親娘で応援、「シャリースの布教活動」をなさっている方など、みんな筋がね入りのChasterさんたちです。お話しできて、とても嬉しかったです。

東京国際フォーラムでの再会を約束して、お別れしました。

 ……


以上、妻さんの
「シャリースのライブレポート (榊邦彦 添削) 」
でした。

10月の東京国際フォーラムのレポートは、もちろん、榊本人が行います。
ぜひ、お楽しみに!


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