シャリース(CHARICE)at ZEPP 東京 ~その3~ | 榊邦彦 OFFICIAL BLOG new

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けれど一方で、言葉や愛がまったく立ち向かうことのできない不安や困難も、
また、存在しないのではないか……僕は、今そう思っている。
『100万分の1の恋人』榊邦彦(新潮社)

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ライブの中半は、「Reset」や「In this somg」といった、彼女のオリジナル曲が中心。
カバーもいいですが、やっぱりオリジナルは盛り上がりますね。

珍しいところでは、一曲、シャリースがアコースティックギターを抱いて、弾き語りをしました。
僕もギター弾きですから、思わず、シャリースの腕の振りに着目してしまいました。
コードを押さえる左手は、ややぎこちなかったですが、右手のカッティングはなかなかでした。天性のリズム感ですね。難しいリズムも切れよく刻んでいました。
アップストロークのあと、休符が入るときに、ピタッと止める感じが、一生懸命っぽくといいなあ。
ただ、ピックを持たない指でのカッティングだったため、ちょっと指が痛そう。
とくに、ライヴ途中で巻いてきた両親指のバンソウコーが痛々しくて、気になってしまいました。
どうしたのかな、親指。

ライブの後半、シャリースが、白いジャケットを羽織って登場。
シャリースが、オブラのショーで「Note to God」を初披露したときのイメージに、「もしかして」との予感が走ります。

シャリースが話す英語をなんとか聴きとります。
「この歌は、私にとっては特別な曲」
という言葉に始って、
「この歌を歌うたびに、私は、神様を近くに感じる」
と、シャリースが語ります。

一番、聴きたかった曲「Note to God」です。

オブラのショーで披露したときも抜群のパフォーマンスでしたが、やはり生だと凄いですね。
シャリースの熱唱で、こちらの魂が吹き飛ばされるような感じです。
目の前でシャリースの「Note to God」を聴けた……。
今、聴きたい曲、ベスト1を、至近距離で聴けました!
身じろぎもせず、手拍子もやめて、聴き惚れました。
曲が終わった瞬間は、もう「ブラボー」「ブラボー」と、大変でした。
もちろん、僕も「ブラボー」の連呼です。

まだまだずっと聴いていたいと思いながらも、シャリースの声から、「Last song」の一言が。
トリの一曲は、「To love you more」。

しっとりから、ノリノリに変化するところがいいですね。
最後は客席も大合唱で盛り上がりました。

曲を終えて、シャリースもメンバーもステージの上から去ります。

……しかし。

「シャリース(CHARICE)at ZEPP 東京 ~その4~」に続く)


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