ライブの中半は、「Reset」や「In this somg」といった、彼女のオリジナル曲が中心。
カバーもいいですが、やっぱりオリジナルは盛り上がりますね。
珍しいところでは、一曲、シャリースがアコースティックギターを抱いて、弾き語りをしました。
僕もギター弾きですから、思わず、シャリースの腕の振りに着目してしまいました。
コードを押さえる左手は、ややぎこちなかったですが、右手のカッティングはなかなかでした。天性のリズム感ですね。難しいリズムも切れよく刻んでいました。
アップストロークのあと、休符が入るときに、ピタッと止める感じが、一生懸命っぽくといいなあ。
ただ、ピックを持たない指でのカッティングだったため、ちょっと指が痛そう。
とくに、ライヴ途中で巻いてきた両親指のバンソウコーが痛々しくて、気になってしまいました。
どうしたのかな、親指。
ライブの後半、シャリースが、白いジャケットを羽織って登場。
シャリースが、オブラのショーで「Note to God」を初披露したときのイメージに、「もしかして」との予感が走ります。
シャリースが話す英語をなんとか聴きとります。
「この歌は、私にとっては特別な曲」
という言葉に始って、
「この歌を歌うたびに、私は、神様を近くに感じる」
と、シャリースが語ります。
一番、聴きたかった曲「Note to God」です。
オブラのショーで披露したときも抜群のパフォーマンスでしたが、やはり生だと凄いですね。
シャリースの熱唱で、こちらの魂が吹き飛ばされるような感じです。
目の前でシャリースの「Note to God」を聴けた……。
今、聴きたい曲、ベスト1を、至近距離で聴けました!
身じろぎもせず、手拍子もやめて、聴き惚れました。
曲が終わった瞬間は、もう「ブラボー」「ブラボー」と、大変でした。
もちろん、僕も「ブラボー」の連呼です。
まだまだずっと聴いていたいと思いながらも、シャリースの声から、「Last song」の一言が。
トリの一曲は、「To love you more」。
しっとりから、ノリノリに変化するところがいいですね。
最後は客席も大合唱で盛り上がりました。
曲を終えて、シャリースもメンバーもステージの上から去ります。
……しかし。
( 「シャリース(CHARICE)at ZEPP 東京 ~その4~」に続く)
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