ルツェルン近郊の公園にて | 榊邦彦 OFFICIAL BLOG new

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けれど一方で、言葉や愛がまったく立ち向かうことのできない不安や困難も、
また、存在しないのではないか……僕は、今そう思っている。
『100万分の1の恋人』榊邦彦(新潮社)

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パウル・クレーの絵は大好きなのだが、中でも好きなのが、この「ルツェルン近郊の公園にて」。
豊かな色彩、広がりのある空間感、力強いのに優しいライン、どれもが大変、気持ちがいい。
今日、「エンタの神様」を見ていたら、「ハリセンボン」のコントの場面、舞台になっていたBARで、この「ルツェルン近郊の公園にて」のレプリカが飾ってあった。
思わず、妻さんに「『ルツェルン近郊の公園にて』が貼ってある」と叫んで、コントそっちのけで、そちらばかり見ていた。ちょっと色彩が薄い感じのレプリカだった。