BMXのストリートチーム | 榊邦彦 OFFICIAL BLOG new

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けれど一方で、言葉や愛がまったく立ち向かうことのできない不安や困難も、
また、存在しないのではないか……僕は、今そう思っている。
『100万分の1の恋人』榊邦彦(新潮社)

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 本日、近所のお気に入りのイタリアンで、妻さんとパスタのお昼。

 食事を終えて、正面の広場を通って帰ろうとすると、大勢の自転車青年団が。
 「自転車青年団」というより、「BMXのストリートチーム」か。

 20歳前後のボーイ達が、BMXを操って、曲乗りをしている。段差から飛び降りたり、回転したり、後輪だけで走ったり。25人ほどもいただろうか。一つのグループなのか、それともいつの間にか、集まりはじめたのか。

 見ているのも結構楽しく、五分ほど立ち止まって、妻さんと眺めてしまった。
 派手なジャンプを決めたり、時折、ずっこけたりするたびに、妻さんは、

「おおおっ」

 とか、

「うわー」

 とか、叫んでいる。どちらかと言うと、僕よりも、妻さんの方が楽しそうだ。
 しまいには、妻さん、

「若いっていいねえ」

 と、語ってくれました……
 まだまだ、お互い、そんな年ではないと思うのですが。