『大宮時間』とウルトラマン | 榊邦彦 OFFICIAL BLOG new

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けれど一方で、言葉や愛がまったく立ち向かうことのできない不安や困難も、
また、存在しないのではないか……僕は、今そう思っている。
『100万分の1の恋人』榊邦彦(新潮社)

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   近所のフランス料理店のランチに昼食に行った。

 食事を終えて会計に向かうと、レジ横に『大宮時間』という誌名の大判のフリーペーパーがある。
 表紙は、女優の吉本多香美さん。初代ウルトラマン役の黒部進さんの娘さんで、「ウルトラマンティガ」ではレナ隊員役で活躍していた。
 そういえば、ウルトラマン(の黒部さん)もレナ(の吉本さん)も、大宮在住だったなあと思いだしながら、フリーペーパーを手にしてお店を出る。

 家に帰ってから、パラパラと『大宮時間』をめくったが、フルカラーページのなかなか充実した作りで楽しめた。
 紹介されているのは、ほとんど徒歩圏内のお店ばかりで、「あ、ここ知っている」とか、「今度、行ってみよう」とか、そんな話題で、ひとしきり妻さんと盛り上がった。

 妻さんは、ずいぶん以前に、家の前でウルトラマン(の黒部さん)とすれ違ったらしい。 
 帰宅してから、息子(当時、幼稚園)に、「今、ウルトラマンが歩いていた」と言ったところ、息子は「ウソだあ」と取り合わなかったとか……。

 ハヤタ隊員は、大宮から科学特捜隊に出勤していたのでしょうか。