デビュー作「この窓は君のもの」以来の仲間 上赤俊朗と久しぶりに再会。家族も同席。奥さんとも久しぶり。そして子供の俊介君は初対面。そしてここでも紹介したMILK&WATERのこうぞうと林君も含めての飲み会。思えば上赤とは長い付き合いだ。一番知っているのかな?楽しき暗黒時代の僕を、、、我が儘な僕とほんとに朝から晩まで付き合ってくれた仲間だ。バイト、飲み会、下北沢での乱闘。西麻布での乱闘。ほんときりがない。そして僕が始めて自主映画を撮ったときも、それ以来、榊組の大事な仲間だった。気が狂ったように映画を産み出していた頃の中心メンバーだった。そして時は経ち、彼は父となり、鹿児島にいる。正直、彼が故郷に帰るのは残念でならなかった。今ではそんな思いもかわいいもので、懐かしき思い出話に過ぎない。なぜなら今、生きてるのだ。現在進行形なのである。元気でいてくれれば、それでいい。あの時と変わらない笑顔でいてくれればいい。生きる道は違えども、おの窒息しそうな何年間も生きた濃密な記憶は永遠に消えない。俊!やっと劇場デビュー作撮ったよ。10年かかったけど、撮ったぜ!約束どおり、宣言どおりに。大法螺の目標のほんの一端。今やっとスタートしたよ。狂騒の時代の仲間たちへ、ありがとう。みんなの存在あって、今があるよ。だからもっと狂ってやるよ!下北沢を駈けずり回って映画を撮ってた時代よりも、、、いい夜の、少し感傷に浸った榊でした。