前回の続き。
 
「カイロプラクティックのダイエット効果機序総括」
 
前回まで、身体の各パーツごとに、カイロプラクティックのダイエット効果機序を
 
ご説明させていただきました。
 
カイロプラクティックのダイエット効果機序を御覧いただいた方は、
 
カイロプラクティックが、痛みや痺れ、身体の不定愁訴を改善するだけではなく、
 
血行やリンパの流れも改善し、痩せやすく太りずらくなる効果があることを
 
ご理解いただけたかと思います。
 
施術の効果は個人差があり、生活習慣によってカイロプラクティックの効果が
 
妨げられることがあります。
 
ですから、定期的なカイロプラクティックアジャストメントを受けても、
 
日々の生活習慣が乱れていれば、当然、効果が半減してしまいます。
 
日々の生活で気を付けるべき項目をご紹介させていただきます。
 
1.体に悪いものを食べない事(食品添加物を使用している食べ物)
 
 
日本では、平気で海外で使用を禁止されている添加物を混入させています。
 
みんなが食べているから、気にしていたら何も食べられない等、
 
言われる方がいらっしゃいますが、ダイエットどころか健康を害してしまいます。
 
食品成分表に目を通して、お気を付けくださいませ。
 
2.糖質を制限する事(精製された食べ物、白米、麺、菓子パン、甘いおやつ)
 
 
全く食べてはいけないというわけではなく、食べる時間や量に気をつけてください。
 
精製された食べ物は、血糖値を乱高下させ、低血糖症を容易に引き起こしてしまいます。
 
低血糖症は、身体のだるさや、怒りっぽくなり、精神的な不安定を引き起こします。
 
3.水分補給(コーヒーの飲みすぎは水分不足に)
 
 
1日最低でも、2リットルの水を飲んでください。
 
水道水やジュースではなく、ミネラルウォーターかサーバーのお水でお願い致します。
 
水分不足は、疲労物質(乳酸)や老廃物を身体に蓄積させ、筋肉を緊張させて、
 
新陳代謝が低下し、全身の機能を乱してしまいます。
 
コーヒーは利尿作用があり、水分補給になりませんのでお気を付けください。
 
4.お酒の1日の摂取量を守ること
 
 
お酒の飲み過ぎは、肝臓に負担をかけて、あらゆる生活習慣病に繋がります。
 
肝臓の機能が低下すると、身体の毒素が蓄積し、身体機能が低下します。
 
疲れやすくなり、思考能力も低下してしまいますので、お気を付けください。
 
5.長時間同姿勢や不良姿勢
 
 
長時間、同じ姿勢や悪い姿勢を取り続けると、血行不良や冷え性になってしまいます。
 
姿勢を維持する筋肉に非常に負担がかかり、筋肉を緊張させ、コリやすくなってしまいます。
 
身体が歪みやすくなる原因でもありますから、1時間に一回は、体操や首肩を回して、
 
血行を促してください。
 
5.野菜の摂取を心がけること
 
 
野菜の1日の摂取量は、350グラムと言われています。
 
炭水化物やたんぱく質、中心の食生活は、必須アミノ酸やビタミン、ミネラルが欠乏し、
 
身体を維持できなくなってしまいます。
 
脳内の神経伝達物質は、必須アミノ酸が原料になっているために不足すると、
 
ホルモン異常を引き起こし、身体機能や免疫力が低下してしまいます。
 
青汁やサプリメント等で、補うのも良いかもしれません。
 
6.薬物療法は極力さけること
 
 
投薬は、症状を一時的に抑えるものであって、根本療法ではありません。
 
習慣的にお薬を飲まれている方は、今すぐやめられたほうが良いです。
 
医者の投薬ガイドラインでも、5種類以上の投薬の併用は、禁じられており、
 
生命に甚大な被害をおよぼします。
 
痛すぎて生活ができない、症状が辛すぎて仕事ができないなど、やむ負えない場合のみ、
 
採用するように、心がけてください。デパスやロキソニンは劇薬です。
 
7.適度な運動を心がける事
 
 
運動不足だから、何かスポーツしなきゃと思ってしまいがちですが、激しいスポーツや
 
競技運動をする必要性は全くありません。
 
インドの伝統医学アーユルヴェーダでも、少し汗ばむ程度が理想であるといわれています。
 
休日に散歩や毎日の体操で十分です。
 
8.悩みすぎたり考えすぎない事
 
 
頭の良い方や思考タイプの方は、ご自分の力、思考のみで問題を解決しようとしてしまいがちです。
 
周りの方や家族に相談して、心を軽くしましょう。
 
悩みすぎや考えすぎは、脳や身体に多大なストレスとダメージを与えます。
 
9.怒りすぎない事
 
 
怒りは自然な感情で、実は人間の成長には必要不可欠な感情です。
 
しかし、怒り過ぎは、人間関係を悪くするだけではなく、ご自身の脳や体を
 
破壊してしまいます。
 
適度に、吐き出しましょう。(笑) 溜め込むのが一番、いけません。
 
10.何事もほどほどに
 
仕事も遊びも、健康に関することも、ほどほどにするのが肝要です。
 
ほどほどとは、良い加減、バランスが取れている状態のことです。
 
極端な考えや行動は時として、素晴らしい結果を生み出すこともありますが、
 
身体を壊したり、精神的に苦しくなってしまいます。
 
常にご自分を良く観察することで平常心を保て、健康にもなれるのです。
 

サカキカイロオフィスHP

http://sakakichiro.wixsite.com/chiromania