7月7日は「七夕」

七夕と書いて「たなばた」と読みますが、本来は七夕は「しちせき」と読むのが正しく「たなばた」は「棚機」織物に関するお祭りです。

「ゆかたの日」も織物のお祭りの日だからということで日本ゆかた連合会が1981年に制定、ゆかたは漢字で「浴衣」と書きますが、その漢字からも想像できるように元々はお風呂に入る時の服です。

平安時代にこれを着て蒸し風呂に入っていたのが、後に夕方の外出着として定着していったもので、衣服の歴史というのはインナーがアウターに進化していくことが多いのですね。「ゆかた」という言葉も元々は「湯帷子(ゆかたびら)」が略されたものと知りました。

夏の時期は花火大会や縁日などに浴衣を着て出かける人は多く丈の短いミニゆかたもその可愛いさでヒット。ゆかたと似たものに甚平がありますが、帯で留めるものがゆかたで、帯を使わず紐で留めてしまうのが、甚平なんです。