今日は、クリスマスイブでケーキを買いました。

ところで、クリスマスはなぜ12月25日なのでしょう?

四世紀に教皇ユリウス一世が、キリストの誕生日を公式に12月25日に定めると布告をだしたとか、325年のカトリック教会の最高会議で決ったとかだそうです。

12月25日はペルシャの太陽の神様のミトラ神の誕生日です。また、ローマ帝国では、ジュピターにとじこめられた農耕の神サトゥルヌスが年に一度の短い期間だけ解放され、そのお祝いのお祭、サトゥルナーリア祭が12月17~24日まで続き、翌日から新年になりました。そして北欧では、12月の十日間または十二日間がユールの日とされ、お祭りをしていました。

かつて、東方教会では1月6日がキリストの誕生日として祝われてきたし、エルサレムの教会では594年この日をクリスマスとしていたそうですし、アルメニアではいまでも旧暦の1月6日にクリスマスを祝うそうです。

キリスト教は異教徒をとりこむために、異教の冬至の祭りをキリストの誕生日としたのでしょう(どうせ何月何日生まれなんてはっきりしてないのだし🤣)現在日本ではクリスマスというとクリスマスケーキが欠かせないアイテムとなっていて、定着したのはだいたい1970年代以降でしょう。

欧米にもクリスマスの時期にケーキを作る習慣はありますが、日本のクリスマスケーキは独自の形式ですし、また「クリスマスイブ」にそれを食べるというのも日本独自の習慣でしょうね。クリスマスが大々的に日本で祝われるようになったのがだいたい昭和40年代頃ですが、クリスマスケーキもその頃からクリスマスの家庭の食卓に少しずつ見られるようになっていきます。しかしまだ当時は少ししゃれた習慣という感じがあり、本当に一般的になっていくのは昭和50年代以降だと言われています。そのクリスマスケーキの形式も、最初はスポンジにバタークリームのものが主流だったのが、チョコレートクリームを使用したもの、生クリームを使用したもの、また全体をアイスクリームで作ったものなどが生まれて、現在に至ります。

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