そう、俺も実は歴史がそんなに好きではなかったんだけどね
芝居の題材になって、台本読んで初めて「なんだ、面白い!」となって覚えてしまうのがパターン(^^)
でも、何でだろうね?
歴史の授業では、そんなに面白いとは思わなかった
興味が無かったからかな(笑)
興味が無いのって、結局はスルーしてしまうんだよね
意識の問題
そう
意識の問題なんだよね
自分で芝居を創ってると、その『意識の問題』に良くぶち当たる
「このシーンは、ほら『追憶』のロバート・レッドフォードでやって欲しいんだよ」
「え?誰ですか?それ」
そんな具合
確かに古い映画だったりするけど、新しい映画の事も知らない輩が多すぎる
大体、どんな映画ぎ好きかで、どんな芝居を持ってくるかも解ったりするんだけど、映画も、ドラマも全然見ない輩だと、結構お手上げ
そんな人に映画を勧めても「観ました!面白かったです!」
「だろ⁉️で、あのシーンはどう思った?あの芝居凄いだろ‼️」
で、話してたら観たのは観たのだけど、実は内容が解って無かったりして、愕然とした
「最後に主人公が池の上を歩くじゃないですか?アレって結局何なんですか?」
『チャンス』を観て、その感想を言ったヤツが5人はいた(笑)
『チャンス』は、オスカーも、アカデミー賞も取った、本当に、本当に素晴らしい映画なのに、クライマックスの意味が解らないって事は、その映画が「面白かった」ってのは全くの嘘って事
いや、何と無く面白かったんでも良いんだけど、結局、作品の意図が解らないのって、銀座マキシムでフレンチ食べても「デニーズと変わらなくね?」と言ってしまうくらいのレベル
しかも、そんな人が「俺の夢は行列ができるフレンチのシェフです」
って言ってたら笑っちゃいますよね(笑)
でも、役者にはそんな人が多い
「映画観なくても良い役者っていますよ。サカキさんみたいに映画好きじゃなくても」
そう
ここが『意識の問題』
「フレンチ嫌いだけど、フレンチのシェフになりたい。何故ならフレンチなんか食べなくても、何処も同じだから俺でも出来る」
と言ってるようなもんです
ことわざにもあります
「井の中の蛙、大海を知らず」(合ってるかな?(笑))
育まなければならないのは、心なのかもしれませんね
今日も、1日頑張りましょう(^_-)-☆