気分はそんな感じ。

千秋楽後、帰り道に車がおかしくなったんです

で、今日

信号待ちしてたら「ぷすっ」っと止まって・・・

蹴っ飛ばしたろかと思ったけど、止め

そんなさっき、頭に過ぎったのは『勝手にしやがれ!』

ジャン=ポール・ベルモント主演で、ゴダールの初監督作品

昨日、深夜にやってた

二十歳過ぎの時によく観たんです。

影響受けたな~って

ベルモントだったら、車を棄てて、次の車を強奪してるんだろうな。

タバコもチェーン・スモーキングでね

今日、車が壊れて何かに気が付いた

何かまだ、捨て切り方が甘いなって。

考えれば、目茶苦茶な人だから役者になっちゃったんだし、何を常識ぶってんだ?って。


俺は不良だった

何しても怒られて、ちゃんとしようとして、その方向が間違ってて、また怒られて。


俺の言う不良ってのは、悪人って意味じゃなくて、不良品の事

片面しか印刷されてない千円札や、穴の無い50円玉のような

返品されてしまう

一生懸命、世の中に馴染もうとするけど、間違かっちゃう

その間違いが講じて役者んなっちゃった訳です

昔は本当によく怒られた

「お前は常識が無いのか!!」

なんて。

だから、常識的な立派な大人になって、世の中を見返したかったり。

気が付いたら、つまらん人間になったのかも

何で、車に八つ当たりする事を止めたんだろ?

それを考えたら、急に老けた気がした。


『アメリカン・ビューティ』

あのケビン・スペイシーの気持ちが解る

かと言って、映画みたいにしたいとは思わないけど、忘れてた何かを思い出してきた

車が壊れて良かったかも知れないな

おかげで、ちょっと動けないけど、良い機会だ

アーティストとして、何かをクリエイトしよう