まあ、なんと言っても‘エデ族’と会った初日からゲロ吐くまで飲んだ‘日本からの勇者’は言うまでもなく、人気急上昇!になった訳だけど、やはりビールが飲みたいじゃぁありませんか!!昼間なんて気温が40度近くなる所だし。
その話を聞いた賢人。息子に頼んで‘タイガービール’を買って来てくれた!!「こりゃ、ありがたい!」と飲んだものの「ウゲっ超温い・・・」俺にとって温いビールほど許せない物はなく、口直しのビールを残してしまった・・・・。
畑仕事は次の日からなので、息子に村の中を案内して貰った。そしたら、この村、電気なんてもんありゃしない。ビールが温いのも当たり前。売店に列んでるのも全部温い。しかも値段は日本と変わらず250円位。・・・・そこで俺はとんでもない事に、気が付いたんですよ。エデ族は農耕民族なんだけど、田んぼ一つで出来るお米の売値が2000円て事に・・・。
賢人一家の収入は一日5、60円なのに、俺は温いからと残しちゃったんですよ、無理してくれた彼らの気持ちも考えずにね。でも俺にとったらなんでもない金額だし、返してしまおうと思ったんだけど、「賢人一家の好意を無駄にする事になりますから」と、同行していたスタッフに止められてしまった。
「んじゃ、どうすりゃ良いのさ!」って聞いたら「働いて返しましょう!サカキさん!!」とディレクター。そりゃそうだ!働いて恩返しすりゃ良いんです!!「明日から猛烈に働くから、見てて下さい!賢人!!」と言っても「?」てな賢人だったけどね、アハハ☆
それにしても、ウルルン滞在記って本当に何も教えてくれないんですよ、滞在中のザックリしたスケジュールすらも。
さて、そんなやる気マンマンになった初日の夕方。お母さんが夕飯の支度を始めたら「じゃサカキさん俺達はこの辺で」って帰っちゃった。理由は「賢人一家は貧乏なので食いぶちが減るのは可哀相」との事だったけど、夕飯を見て納得。アルミのたらい(直径80㎝)に、ご飯とラーメン丼ぶりにヘチマのスープが二ツ、刻み唐辛子と塩を和えた‘フリカケ’だけだった。これを俺を含め五人で食べたんだけど、正直な話、俺が滞在している間中夕飯はこれだった。
この夕飯を済まして、まだ時間も早く七時半だったけど、とっとと寝かされました。因みに賢人の家、高床式住居で、風通しが良い。床が隙間だらけの2LDKで、四畳半が二つにリビング30畳。俺の寝床はリビングに。ところが!昼間はあんなに暑いのに、夜はびっくりする程寒くて眠れない。気温が10度以下まで下がるんです!なのにジーパンにTシャツ!!酔い醒めも手伝ってスタッフの用意してくれた毛布二枚じゃ耐えられなくて眠れない。プルプル震えていたら、流石は賢人!俺の薄着を心配して、なにやらカーペットみたいなのを掛けてくれた。とりあえず寒さをしのげるまでになり、眠りに付けた☆・・・・だけど、次の日。
スタッフが俺の寝顔を撮っておこうと早朝来たのだけど・・・・・!!
とりあえず、長い話になったので続きはまた明日書きます☆
それでは!!!!