2019年11月20日(水)~11月26日(火)超次元占星術@過去ログ | 占星術小説家@酒井日香の占い死ね死ねブログ

11月27日(水)~12月3日(火)までの超次元占星術です。
超次元占星術って何? どうやって占うの? という
初心者の方は こちら  のページをまずはじっくり読んで
くださいね。(^^) 

 

今週の「土グループ(ライム・ピンク・パープル)」

 

 

 週も天王星がゾーンパープルを通過中です。天王星の影響期間に転職した(辞表を出した)
という方が3人、引っ越しした方が2人。天王星期は、なにかと大きく環境が変わりやすいようです。
道理の通らない困った変わり者(厄介者)との関わり、という出方になった方もいて、うちの娘などは
土生まれなものですから、クラスの変わった男の子に絡まれて悩んでおりました(少し天王星が
離れてきたため薄らいできてはいます)。
 
 天王星は、欧米の占星書などをみますとしばしば「レイプ事件を起こす」とされています。女性は特に、
痴漢目的、性衝動のままに行動している人間と接触しやすい。占いダイヤルでバイトをしていた頃、
駆け込みのお客さんで「突然彼氏ができた! でもとまどっている!」という人のホロスコープを見ると、
不思議と太陽や火星、金星、ノードにピタリと天王星が重なっていることが多かったです(天王星期に
起こった恋愛はだいたいすぐ別れる)。

 今週も、そんな天王星期が引き続き。しかし、特に今週気をつけたいのが24日の午後から、翌週の
前半まで。実は火星が来るんですよねそのとき。24・25は太陽も土グループのピンクを通過しますので、
土グループのゾーンに太陽あるよ、という方は 「太陽に太陽重なり」ですから重い出来事をしでかさない
ように注意が要ります。

 太陽に太陽重なりすると、だいたいは「弱体化・長引く不機嫌」という意味ですが、まれに大きな事件の
引き金になることもあります。しかし、だいたいは身から出たサビで、普段の生活が安定している場合は
体調面ダウンに出やすい。
 
 あと、事故怪我、肉離れ、筋肉痛、ちょっとした切り傷・やけど等注意です。天王星に火星通過は
一般的には事故怪我、災難、アクシデント、大きな喧嘩、という事件を予想することがありまして、
ちょうど連休ですし、ドライブなどはイライラに注意。渋滞したり、思い通りの行動ができないと家族の
間でせっかくの行楽なのに喧嘩した、なんてことに人間はつい、なりがちなので、そこは自制心と
冷静さでカバーしてください。遠出する人は火の用心。鍵の閉め忘れ注意。
 
今週の「風グループ(イエロー・シルバー・ブラウン)」
 
 
 突然ですけれども、「空グループ」生まれの方で今週、出張などで外国へ行ったり、遠出する、
という方はいらっしゃいますか??
 
 先々週から冥王星がふたたび、ゾーンシルバーに降りてきている、というのは、繰り返し
風グループの方々にご案内してきてはいるのですが……。そこに今週24日深夜からですけれども、
同じく風・ゾーンイエローにノードが入ってくるのです。風グループに出生の太陽を持っているよ、
という方であれば
 
 N太陽×T冥王星×Tノード =人々との間での運命的なできごと。支配力(強制力)。離別。
 
 ・・・という意味ですし、風グループに月を持っているよ、という方であれば
 
 N月×T冥王星×Tノード =チームワーク。仲間。共同する人々との亀裂。決裂。トラブル。
 
 ・・・という意味になります。
 
 女性よりも男性に対してきつめに現れやすい配置で(これはこのコンビが企業とか国とか
行政とか政治などのより男性的な問題を表示するからですが)、こうした配置の中でしばしば、
出張先で問題が持ち上がるとか、外国で足止めを喰らうとか起こりやすいので、外務省の
渡航情報なんかをちょっと注意ぶかく見てみてください。
 
 しかも冥王星の影響期間は来年2月下旬ころまで続き、その期間中いつ、上記のような
トラブルが起こるかちょっとわからないのです。予告されている以上来年2月20日までの
どこかで、このようなことが1回、どーん! と起こるのは確かです。火星の動き、太陽の動き、
月の動きとからめて、注意ぶかく超次元表をチェックしてみてください。
 

 ただ、冥王星は「より高次元からの干渉」という意味があり、神意なので、避けられません。
全力を尽くす、ベストを尽くす、必死にのりきる、ただそれだけ。

 その先での「栄光」「神業のような達成」という意味も冥王星にはあるので、神ならざる我々はまさに、
全力でどうにかするしかありません。まれに離婚・死別なども表示することがあります。でもね、それ、
しょうがないのよね宇宙の意思だものねぇ……。

 筆者は1991年(19歳時)に、自分の生まれの太陽ゾーンホワイトに冥王星が通ったとき、父と祖母を
相次いで失くし家も失いホームレスになり、所持金もないまま横浜に一人出る、というすごい経験をしました。
 
今週の「水グループ(ホワイト・ゴールド・スカイ)」
 
 
 今週は動きの遅い天体で、水グループに関係あることといえば、11月24日(日)の夜おそくに、
ノードがホワイトを離れてゆくことでしょうか。
 
 ノードは「つながり・きずな・縁」を表すので、ノードが通過中の時期に新しい出会いがあったり、
家族の絆が深まったりなどなどの方もあれば、まれに関係にひびが入るほうに影響が出る方もいます
(そういうときは自分のその人への誠実さが逆利用されていたりするので、別れたり距離を置いたの
なら逆にラッキーです)。

 ノードが離れ、家族の行事や新しい交流にお疲れぎみの人も小休止。スカイには先週から引き続き
水星があって、スカイの中で「留」しています。「留」のとき、水星の力は強まるという見解の占星家もいますが、
確かに水星が留で関係するときは、いつも以上に脳と神経をフル稼働させなくてはならず、活発に忙しくなる
でしょう。水星が通過するとき、しばしば「痛み」を引き起こすことがあります。火星も「痛み」表示の星ですが、
実は水星も「痛み」表示です。もともと神経系統を司る星なので、神経消耗・眼精疲労・肩こり・歯痛・頭痛・
神経痛・疼痛などが現れることも。
 
 「水グループ」の人は、先週の19日まで木星期であり、好調の波にのって人脈を広げ、新しく喜ばしい
スタートや出来事があり、何かを得た人も多いと思いますが、今週は反動で「疲れた!」となりやすいかも。

 水星がスカイにいる11月23日までは、知的な作業を抱えている人にとっては繁忙期といいますか、脳や
手足をフル回転させてがんばる予感。少し普段と違う移動や、ビジネス的な動きも活発でしょう。

 なにかイベントが起こりやすい日は水星に金星と月が重なる11月22日(金)と、ゴールドに月があり金星が
スカイ入りする21日(木)の二日間。22日のほうが強いかな、とは思いますが21日もなにか生活上のイベントが
起こりやすい。

 金星が通るときは「女性との関係」ということで、母親・女性の仲間・娘・姉・妻、などなどに男性は気をつかって
しまうタイミングです。女性は、女性との関係性。だいたい金星が通るとき、介護のバイトに行くと(私のライスワークは
介護福祉士なのです・涙)、お年寄りのおばあさま方が活気づいて寝てくださいません(涙)。赤ちゃんいるおうちや
ペットのいるおうちではおしっこが多かったりしてくたびれる、なんてことも(そういうのも金星の象意なのです)。
 
今週の「火グループ(レッド・ネイビー・グレー)」
 
 
 困難期もあと少し。今月いっぱいまでですからなんとか頑張りましょう……。
 
 先週、11月16日の早朝、「火・ネイビー生まれ」の女優・沢尻エリカさんが合成麻薬を
所持していた容疑で逮捕されたわけですが、まさに
 
 N太陽×T土星×T海王星 =大損害のコンビ、大損失のコンビ
 
そのままでしたね。違約金は5億を超え芸能界最高額になりそうだとか……。
 
 占星術を学んでいると、つくづく「運とは日ごろ積んできたものだ」というのを実感します。その日、
その場所に行ったばっかりに悲惨な事故に巻き込まれた、というような場合、我々は事前に
教えてあげられれば、とか、避ける方法はなかったのかと思いがちですが、カルマの法則では
やはり、その日その時間にその場所に行こうと思ったのだから、やはりそれは運命なのだと言います。

 けれども、やはり日ごろの想念の積み重ね、というのが、運の大部分です。一部今生ではとくに
そんな目に遭う理由がないのに、そんな目に遭った! という場合は、それでもやはり過去世からの
カルマであると言えます。

 私たちが占星術を学ぶ意義があるとすれば、いかに日ごろ積み重ねている想念や感情や行いが、
惑星によって戻されてくるかという、そこにこそ重要な学び、占星術の意義がある気がします。
 
 あと少し、11月末で土星がひとまずネイビーを抜け、ようやく「火グループ」の方々も一息つけそうですが、
海王星はさらにしばらく残ります。いろいろ静かになって、静かになりすぎるくらいでしょうけれども、
その静けさの中で聞こえてくる自分の心の声や、神仏の声を感じてもらえれば、救いの道、再生の道も
きっと見つかるはずです。

 「火グループ」の生まれの人でも、「実は超次元占星術が言うほど悪いことは起こらなかった」という方もいます。
けれどもよくよく聞くと、やはり「土星×海王星」は出ていたりする。すごく親しい人の死に目に会ったわけではないが
法事にこの期間行くことになった、という方も幾人かいますし、海王星×土星でずっとがまんして経営してきたけど、
もうやめるふんぎりがついた、とか、神仏や宇宙を考える時間が増えた、とか、時間はあるので絵を描いている、
読書をしている、などなど。
 
 占星術とは、本当に不思議です。今、そうした思いをこめて超次元占星術の単行本を描き下ろしているので
ぜひともお楽しみに。
 
 ・・・ということで、今週できごとが起こりやすいのは、火星が通過する11月20日から25日までです。以下のような
星回りがそのとき出来ているのです。

 N太陽×T土星×T海王星×T火星 = 自責の念。自分を責め、なじり、いたぶる傾向。自傷的。
 
 そういう感情で、心がつぶれそうになる人もいるかも。しかし苦しみの中、人は初めて神仏や宇宙に出会います。
苦しいときは祈る、ということを忘れないでください。私は個人的には、神様も仏さまもいると考える宗教的な思考を
持つタイプで、苦しいときは惑星の天使を通じて宇宙創造神にお祈りします。

 現代人は照れや見栄やお体裁でがんじがらめで、素直に「手を合わせる」「祈りを習慣化する」ということが
できません。占星術のよいところは、直接惑星を祈りの対象にすることができる、というところです。実際に
目で見ることができる神々なので、現代人には祈りやすい。特定の宗教宗派でなくとも、惑星はすべての
人の祈りを受けてくれる存在です。特に土星の神様は鎮静効果があり、とても優しい神様なので、土星に
祈りを向けてください。
 
今週の「空グループ(オレンジ・グリーン・ブラック)」
 
 
 遅い惑星の動きから解説しますと、先週19日(火)から幸運の木星が空グループのゾーン
ブラック入りしており、火星もほぼ同時に空・グリーン入り。木星が自分のグループに入るときは
一般的には幸運期であるとされています。今週と来週まで続きます。
 
 もしも「空グループ」に太陽を持っている人なら意味は、

 N太陽×T木星 =幸福のコンビ。成功のコンビ。喜びのコンビ。

・・・だいたい慶事を表示し、パーティーとか、お祝いムードですね。私の知り合いの空生まれの方
(ゾーンブラック)は、おじいさんの傘寿(90歳)の祝いをこの時期、やるそうです。そのおじいさんが
これまたゾーンオレンジ生まれ。連動していますね。
 
 もしも月が「空グループ」である、という場合は

 N月×T木星= 幸福感とギフトのコンビ。

・・・昔あった実例ですが、この組み合わせのとき私は、小説の大ファンだ!! という方にメロンを
いただき、丁寧な小説の感想までいただいてとても嬉しかったことがあります。褒められるとか、
優しい気持ちを向けてもらえる、涙が出るほど嬉しい! みたいなことにこの配置は関係しますが、
物質的な利得として出ることもしばしば。
 
 ただ、19日から20日までの二日間は、火星の影響があり吉凶混合です。

 木星×火星 =くわだてのコンビ。計画実現のコンビ。 
 
 しかも20日はオレンジ内で月と太陽がクロスする下弦のハーフムーン。・・・そういえばおじいさんの
お祝いをする、と言っていた空生まれの読者さんは、たぶんこのあたりでサプライズパーティーを
計画していたのでした(^^;)。がんばりすぎて疲れちゃう、ということかも知れません。
 
 火星と木星が絡むと、弁護士や警察官や軍人、海上保安庁などの人にとっては勲を立てる
チャンスだったりしますが、一般人だと仕事面でがんばる・すごく集中する・前向きにどんどん
実行する、というような出方になりやすく、行き過ぎると「へとへと」という意味になったり、
頑張りすぎて余裕がなくなり喧嘩しちゃう、という場合も。
 
 起業や新規事業計画、新しい購入とか資格取得チャレンジなどなどを目指している方にとっては、
今週は過ぎてしまうと「けっこうターニングポイントだったな」と思える一週間になるかもしれません。

 ちなみに木星期には治療が前進するとか、よい手当を受けられるとか、火星×木星にはもともと
「手術・訴訟」という意味があるので、外科治療には成果が得られやすい。気乗りしなかったとしても、
少し勇気を出してよく話し合い、検討してみる、というのもいいかも知れません。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今週も、辛いときには星を見て、嬉しい時も星を見て。
みなさんよい一週間を!
 
 
酒井日香著、占星術小説、「VICE—ヴァイス—孤独な予言者」
はこのイラストアイコンから行けます!!
ぜひ読んでちょん♡
予言者Ⅱも書いてます。。。☆彡