さて、それで占い師(霊能者)の手口なんだが。 | 占星術小説家@酒井日香の占い死ね死ねブログ

さて、前回記事






「占い師や霊能者に悪い人はいない。

だからこそ要注意なのです!!!」

http://ameblo.jp/sakainichika/entry-11939756475.html





↑ にも書きましたとおり、占い師や

霊能者に根っからの悪人はいない、

ということなんですが。






んじゃあ、なんでその





「根は人助けしたい一心の人」






が、詐欺師呼ばわりされ、ニセモノ

呼ばわりされ、しばしば批判の

俎上に乗せられねばならぬのか。





いい人なんだったら批判なんか

しなくていいジャン☆





というのがあるかと思うんですが、

実はそこが困ったところなのが

占いや霊能力なのでございます。。。






つまり、霊能者の根っこにある






「人を救いたい」





というその純粋な思いこそが

ネックなのだということです。






そしてわしは評論家としてやむを得ず、

わかりやすく説明するために








「手口」








と言っているけれども、占い師や霊能者

本人からすると、それは手口ではなく、

正統な自分の霊能が発現した結果だと

思い込んでいるのですよ。。。(汗)







我々、ちょっとハスに構えた疑い深い

者からすると占い師・霊能者のトークは

完全に





「さぐりさぐりトーク」






にしか見えないのだが、霊能者は

それこそが自分の霊能力の発露だと

思い込んでいる。







だから始末に悪い。







お客さんのほうもそういう知識が

ない人だと、簡単にスゴイと

思い込んでしまう。







そして最終的に霊能者は何でも自分の

言う通りに行動するお客に支配欲が

満たされ、お客は何でも決めてもらえる

安心感で占い師に依存し始める。





完全にカルト宗教の教祖と

その信者の、支配-被支配の構図

であります。。。(汗)






占い鑑定や霊能力鑑定のことをまとめて








ミニカルト








などと呼称することがあるのは

そういうことなのですなぁ。。。( ´艸`)






だからこそ、それを客観的に判定

してくれる








審神者








が、必要なのです。。。








別に占いや霊能鑑定の全部が

悪いわけじゃない。







10人に一人くらいは、その占い鑑定で

自分の自信に繋がったり、励まされたり

する人もいたりする。

(※でもそれでさえ本当は、一時的な

気休めでしかないから、傷口にフィルムを

張っただけで何かの拍子にべりっと剥がれ、

余計傷がひどくなる可能性もある模造的

安心感なんだけどね。。。)







鑑定は、一対一で行えば

必ず魔がとりつく。








各種カウンセリングなどもそうなのだ。








おおよそ






「ココロの現場」






ではそういう必要性がある。






誰かが上手に現実に戻して

やらないとならない。





神社でだって、本来は、お賽銭を入れて

お願いしたあとには







「かんながらたまちはえませ」







という呪文を何度か唱えさせて

からでないとお祈りを終れないのだよ。







「かんながらたまちはえませ」





とは







「神様のお心にお任せします。

ゆだねます。すべていただきます。

そして魂を豊かにしてください」







という意味の言葉。






つまり、鑑定士とお客との間の

やりとりだけでは、我欲や自分の

ちっぽけな願望、弱さなど、ココロの

敏感な部分がむき出しのままで

置かれてしまう。






そこに






「ぜんぶ神様にお任せします」






という意味のカジリ(祝詞)を添える

ことで、我欲も恥も弱さもサラッと

流す効果があるのである。。。







そして明るく鑑定なり、お祈りなり、

儀式なりを終れるのだ。







わしは、カウンセラーやヒーラーが

そのまま







「最後にやる禊」






もお客にやらせないままで

家に帰すその神経が理解できない。







セッションしっぱなしで家に

返すと、必ず情緒不安定にさせるぞい。






だからやはり、最後に






「かんながらたまちはえませ」






または






「かんながらくしみたまたまちはえませ」






に相当するような、クライアントの心も、

聞いた鑑定士もパッと切り替えられる

最後の儀式ってものすごーーーーく大切。






しかし、今の占いってぇヤツぁほぼ一対一。






これでは、現代の閉鎖的な






「押し付ける親と一方的に

叱られる子どもの関係」






の、占い鑑定での再現に

過ぎなくなってしまう。






占いのあとに






「泣きたくなった」


「余計不安になった」


「なんだか精神をレイプされた

ような屈辱感が抜けない」







と訴える人が多いのは

そういうことなのである。。。







そういうこと訴える人、多いんですよ

全国のカウンセラーさん。






わかってます??? ( ´艸`)






だから、悩み相談の最後は必ず






「かんながらくしみたまたまちはえませ」






的な、何がしかの日常生活に

すんなり戻るための儀式や、

ワンクッションが必要。






実はその役割をするのが古神道では







審神(さにわ)








と呼ばれる係なのである。。。





だから、鑑定に審神者を

交えて3つの関係性で占いや

鑑定、セッションを評価する。






私は、本来の正しい占い鑑定や

霊視鑑定はこのスタイルだと

思っています。







そして私は占い業界の

審神役になれればいいなと

思っているし。





そういう人材が占い・スピ業界に

育たない現代のスピは間違って

さえいると思う。







さて、それも踏まえて。






占い師や霊能者の具体的な

手口(本人からするとそれこそを

霊能力の発露だと思い込んでいる

のだが)って、いったい何なのでしょうか。







実は占い・霊視鑑定の







「当たったと思わせる技術」







は、次の3つの大変シンプルな

ものが基本になっています。






① 記憶スキーマ

② ホットリーディング

③ コールドリーディング






・・・・・・「コールドリーディング」

って言葉は、よく聞きますよね。







意味としては






「無根拠なヨミ」






という感じです。






なんの根拠もないけどとりあえず

投げてみる言葉のボール。





それがコールドリーディング。






この







「コールドリーディング」






で投げる球が、手当たり次第の

かたっぱしから間断なしにどんどん

投げられる状態をさらに






「ショットガンニング」






と言います。






語源は銃の一種





「ショットガン」






から来ているらしいですね。( ´艸`)







下手なテッポウも数撃ちゃ当たる







って、そういう意味のスラングですね。( ´艸`)







占星術やタロットが当たる仕組みも、

基本的にはこの3つ






「記憶スキーマ」

「ホットリーディング」

「コールドリーディング」






です。






ただし、占星術師はそれをゼッタイに







「手口」







だと思っていない。







ホロスコープの教科書に載っている

数々のキーワードを






「どんどんしゃべって(ショットガンニング)」







それのいくつかがたまたま

クライアントの心当たりを呼び。






それで占いが成立しているだけ。






でも占星術師はそれが

コールドリーディングだと

わかっていない。






やっぱりホロスコープの情報が

確かだから当たるのだと思い込む。






霊能者も、自分が霊視として

口からでまかせを言っていて、

それを勝手にお客が当たったと

評価しているのだなんて死んでも

思わない。







ある者から見れば明らかに







「手口」







なんだけど、やっている本人には

手口に見えない。







占いとは、永遠にそういうモノなの

でございますよみなさん。。。( ´艸`)







言った言葉のいくつかが相手の

心当たりを呼び覚ましたのだから、

それこそが私が霊能力を発揮している

証拠なのだと思い込んでしまう。





霊能者・占い師に妄想性パーソナリティ

障害の精神病理を抱えている人間が

多いのも、そもそも占いや霊能者は

自己客観視があまりできないタイプの

人々が多いからです。






そんなわけで、次回はこの







「記憶スキーマ」

「ホットリーディング」

「コールドリーディング」






の実際について解説していきましょう☆







ではでは。( ´艸`)



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