有馬記念 | 坂井英光オフィシャルブログ「英光の架橋」Powered by Ameba

有馬記念

只今、お歳暮で頂いたワイン片手に競馬観戦馬




昼から一人飲みあせる

話は変わるけど有馬記念。


これは現役騎手の俺が言うことじゃないけど、ゴールドシップの乗り替わりには正直ガッカリしたガーン

俺自身、常に乗り替わりは当たり前と思っているし、そうでないとプロじゃないと思っている。競馬は一頭の馬にたくさんの人が関わり、たくさんの人が応援している。競馬に出走するまでに騎手にはわからない苦労や努力があり、たくさんの思いが詰まっている。だからこそ騎手にミスは許されないし、最高の結果が求められている。

それを理解した上で、今回のゴールドシップの乗り替わりには違和感を覚える。

俺から見て、ゴールドシップはかなり騎手泣かせな馬だと思う。一生懸命に走るのが大嫌いな馬だから。


騎手からすると、頑張り過ぎる馬をなだめるより、怠け者の馬を一生懸命に走らせる方が難しい。

俺の持論だけど、怠け癖のある馬は「競馬はこんなものだ」と思い、どんどん手を抜くことを覚えると思っている。


ゴールドシップも悪い意味で競馬を覚えてきたのだと思う。それか、怠け者は状態が悪いと余計に手を抜くから、状態が今ひとつなのか…。

ゴールドシップは元々怠け者で、ここまで活躍したのは内田さんが騎乗してきたからだと俺は思っている。JRAでも馬を叱咤する技術はNo.1だと思っているからね。仮にもし俺が乗っていたら、1600万クラスも勝てていなかったかも汗


そんな気の悪いゴールドシップに、追い切りのたびに栗東まで行って騎乗していた内田さんが降ろされたのは、正直悲しい。


京都大賞典では押しても反抗したから、JCでは引くだけ引いて、ポジション関係なく馬の気が乗ったら行こうと思っていたんだと思う。

あのスローであの位置から…と言う人もいるけど、結局脚を使っていないから、俺は馬の気持ちだと思っている。

最近のJRAは、大レースになったら外人騎手。確かに外人騎手はむちゃくちゃ上手い。

だからといって、外人騎手ばかりだと結果ばかり追って馬が育たない。何よりもドラマや感動がないと思う。

実際にオルフェーヴルの凱旋門賞は、今年は相手が一枚上だったけど、去年は池添騎手が乗っていれば…と思うところはある。確かにフランスのタイトな競馬で日本騎手が乗りこなせるのかと懸念はあったかもしれないが、オルフェーヴルを誰よりも知ってるのは間違いなく池添騎手だから。


そんなこんなで、有馬記念は内田博幸トーセンジョーダンを応援します。

ウッチー負けんなービックリマーク

ゴールドシップは今回から着用するブリンカーで変身することも考えられるけど、やっぱりウッチーを応援するビックリマーク



あくまでもこのブログは俺個人の意見で、ただの戯言ですからべーっだ!

ちなみに、来週の浦和から復帰するのでグッド!


ではパー