フジノウェーブ
ご存じの方も多いと思いますが、10月23日、フジノウェーブが去勢手術中の不慮の事故により亡くなりました。
長きにわたり地方競馬を牽引し、名実ともにスーパーホースだった彼が、今年のアフター5スター賞を最後に引退した。
その後は大井競馬場の誘導馬として第2の人生が待っていたのに…。
まさに彼は神馬だった。真っ白な馬体で数々の伝説を残した。
地方馬唯一のJBC制覇、東京スプリング盃4連覇、11歳での重賞制覇。
そんな伝説の彼と一緒に重賞を勝てた事は、騎手として光栄に思うし、一生の宝である。
今までたくさんの感動を与えてくれて、大井競馬、そして地方競馬を盛り上げてくれて本当にありがとう。
だけど、誘導馬になったフジノウェーブを見たかったな。
しかし、彼はやっぱり生涯一競走馬だったのだろう。
お疲れさま。安らかに眠って下さい。
坂井英光