1回目の投稿は、この3作品について書いてみたいと思います!
左から「ゲド戦記」「風の谷のナウシカ」「新世紀エヴァンゲリオン」です。
どれも本当に名作ですよね笑
大好きな作品です。

なぜ、今回この3作品をまとめて紹介しているかというと、左から順番に作品が影響を受けているからなんです!

宮崎駿さんは色んなところで、『ゲド戦記から大きな影響を受けた』と語っています。ナウシカの漫画版ではそれを特に感じることができるんです。
ちなみに、劇場版のナウシカは、全7巻ある漫画版のうちの2巻までしか描かれておらず、内容も大きく変えられています。本当のナウシカを知りたい方は是非、漫画版をオススメします!

そして、エヴァの監督といえば、劇場版ナウシカで巨神兵を描いた庵野秀明さんです。
巨神兵とエヴァは見た目もどことなく似ていますよね笑
扱われているテーマも共通するところがあります。

このような感じで、この3作品は作者が影響を受けた作品ということでつながっているんです。
では、何が共通しているのか、私が感じたことを書いてみたいと思います。



私がこの3作品に共通しているテーマとして感じたのは
                  「人間の中にある影」
                       「生きる喜び」

です。
ゲド戦記は、誰しもが心の中に持っている影の部分と戦っていくというテーマが作品の主軸になっています。
ナウシカは、劇場版ではあまり色濃く出てはいませんが、漫画版ではゲド戦記とよく似た状況で影がナウシカを襲うシーンがあります。
エヴァは、孤独や人との心の壁、といった人にはあまり言えないけど考えてしまうようなこと、を語ってくれています。
このように、人間の心の中の影という暗いけれども、生きていく上で本当に大切な考えを取り扱っています。

そして、私がこの3作品に心を惹かれる理由は、
その影を安易に乗り越えたり、虚無になったりするのではなくて、影を自分の中の大切な要素として受け入れてあげようというメッセージを持っていることです。
誰しもが考えてしまう心の影の部分をやさしく受け入れて、辛いこともあるけれど、生きていこう。そういう強いメッセージをくれます。

何か自分の中に言葉では表せない、整理できないようなモヤモヤした感情がある時、もしかしたらこの3作品が励ましのメッセージをくれるかもしれません。もし時間があれば是非、この3作品を手にとってみてください!

至らないところが多いことは承知の上ですが、思っていることを思いついた通りに書いてみました。ありがとうございました!