私たちは福祉車両の専門家です。
そして、救急車の専門家でもあります!!!
ということで今回は、中古救急車を鹿児島市の医療法人様へお届けしました。
救急車の登録は普通とは少し違います。
緊急自動車として使用するためには公安委員会の許可がないといけません。
ですので、都道府県の公安委員会へ届け出をして許可証を発行してもらうことになります。
その手順は、各県によって異なります。
鹿児島市は書類審査だけでした。
でも、用意しないといけない書類がたくさんあって苦労しました。(泣)
書類等が整い、車検整備を行なった上でいざ鹿児島市へ。
鹿児島市へ行く場合は、東九州道が便利です。
愛媛県八幡浜市からフェリーで大分県臼杵市へ。
そこから東九州道を南下します。
約12時間ほどかかりました。
到着後はお客様のご厚意で会食でした。
天文館は初めてでした。(笑)
そして翌日、嵐のような天候でしたが鹿児島陸運局へ向かいました。
通常であれば、地元の陸運局にて予備検査を受けます。
ですので、現地陸運局では書類を提出するだけで登録は完了します。
がしかし、救急車は違います。
現地陸運局の検査ラインを通らないといけません。
これが手間なのです。
そして、今回はスムーズに登録出来ました。
それもこれも当店のメカニックと検査員のおかげです。
そうそう、トラブルもありました。
それは、車検証が発行された後に県税事務所でのこと。
「救急車は届け出をしないと減免できないです。」
いやいや、おかしいですよ。
私は全国で救急車を登録していますが、届け出をするなんて聞いたことがありません。
救急車は自動的に減免になるはずなのです。
だから、当然のことながら減免だと思っていたのですが・・・・・。
鹿児島県税事務所は、届け出をしないと救急車であっても課税をするらしいのです。
その届け出には医療法人の実印が必要とのことでした。
なので、事務長様には県税事務所までご足労をおかけすることになりました。
快くご足労して頂いた事務長様とご担当者様には、本当に感謝しています。
これは私の確認ミスです。
とても良い勉強になりました。
この教訓を今後、活かしていきます。
納車時、大勢の職員に温かく迎えて頂きました。
皆様、救急車に興味津々でした。
これからもこういった光景に出会えるように、全国へ救急車をお届けしたいと思います。