この記事は自力でAE2においてP2Pトンネルを中継するネットワークを構築できる程度の知識を前提としています。

 

MEインターフェイス経由の搬入が即時に行われることを利用したアイテム輸送の例

図解
搬入元→MEインターフェイスーーーー(ネットワーク)ーーーーストレージバス→コンテナ
※あくまで、MEインターフェイスからネットワークへ搬入しているため、バッファとしてドライブなどを挟んではいけない。
 
8チャネル以下にし易いため、アドホックネットワークでの運用を推奨。1回の搬入処理の最大輸送量はコンテナの空き容量に依存する。そのため、MEネットワークなどの巨大な倉庫を搬出先にすると最大輸送量が事実上の無限になる。
前述の通りバッファを作れない(MEインターフェイスの9スロット分まで)ため、採掘成果から処理が必要な鉱石とそれ以外の分別をし、鉱石が入ったコンテナから先は通常のパイプ輸送といった使い分けがによって効果を発揮する。
 
なお、AppliedMekanisticsで追加される連携要素として、QIOダッシュボードとMEストレージバスを向かい合わせに設置することでQIO倉庫をMEネットワーク内で倉庫として認識させられる様になる。鉱石処理ラインの各機械へ無線輸送できる巨大なバッファとして、タイプ制限のないMEドライブの代替として非常におすすめ。
 

ストレージバスを利用したフィルター

 
ストレージバスは拡張カードでの拡張を合わせて最大54種類のアイテムのフィルター設定と優先度設定、Inverter Cardによるブラックリストへの切り替えなど非常に高機能な搬入設定ができる。MekanismのLogistics Transporterではよりスマートに指定できるが、搬出間隔が遅いため先述の搬送方法との併用できる大量輸送では非常に有効。
 

セル単位でのパイプ輸送

図解
ネットワーク→ME入出力ポートーーー(セルをパイプ輸送)ーーーME入出力ポート→ストレージバス→コンテナ
※搬送先のIOポートを倉庫ネットワークに直接接続しネットワークに搬入することもできる。本来はそれが目的の装置なのだろう。
実はTick加速などを除いたコンテナからの最速の搬出方法はME入出力ポートである。
画像の9.2万個の磨かれた深層岩の搬出を加速カード3枚積みME入出力ポートで行うと数秒で完了する。
 
事前にセルワークベンチで入るアイテムを指定したセルを入搬出、それを輸送することでネットワークから外部への輸送が高速で行える。セルからの取り出しは同様にME入出力ポートを使用し、ストレージバスで取り出したアイテムの収納先を指定すればよい。(この部分は第一段落の方式の応用である。こういった意味でもストレージバスは実績名通り"無限の可能性"である。)
 
余談だが、この方式は伝書鳩とインターネット経由でのデータ輸送の速度差の実験内容と酷似している。

セル輸送・派生

MEチェストはパイプでアイテムを搬入できるがその逆には対応していない。
しかし、Quarryなどの一時保管先として設置し採掘完了後セルからME入出力ポートで中身を取り出すことでクアンタムリングの設置数などを抑えるといった運用には最適である。副次効果として、MEチェストはRFを受け付けるためエナジーアクセプタを挟む必要はないことがある。
ただし、トレジャーチェストからのスタック不可アイテムでタイプが圧迫され鉱石類が入らなくなる可能性には留意する必要がある。Mekanismのデジタルマイナーで鉱石類のみを採掘する場合では完全に放置することができる。
テレポートパイプを乱用できるほどの資材がない序盤にも有効である。
無線輸送する場合との比較
 

パイプTorcherino加速

パイプの搬出間隔や輸送速度はTorcherinoにより加速ができる。範囲が大きすぎると機械にまで加速が及んで負荷の原因になるので注意。
ただし、液体や気体など内部インベントリを持つパイプはパイプ内の容量がボトルネックとなってそれ以上輸送量が大きくならない。Integrated Dynamicsなどの利用を推奨。
対応パイプリスト(順次更新)

・Mekanism(実用的にはトランスポーターのみ、ただしタンクからの出力の加速に上限はない。)

非対応パイプリスト

・AE2各バス

・TE導管(過去バージョンは仕組みが違うので可能性あり)