こういうお蕎麦も面白そうに感じました(◍•ᴗ•◍)

 常々申し上げているとおり,夏の暑い時期には冷たい麺類が何よりのご馳走です。細くて喉越しの良い素麺がその筆頭ですが,饂飩も良いものですし冷やし中華や冷麺なども美味しい。最近ではイタリアのパスタも冷たくして頂くお料理が普及して参りましたね。

 では,蕎麦は?(。・о・。)? 蕎麦も無論,冷たくして美味しく頂くことが可能です。しかし蕎麦というのはあまり夏向きの食べ物ではありません。少なくとも僕にとっては。理由は2つあって,1つは蕎麦というのはあまり喉越しが良くないこと。温かいたっぷりの汁と一緒に頂くとこの問題は解消しますが,それは暑い季節には甚だ不適当ね。もう1つは,冷たい蕎麦に色々な具材を添えて頂くという食べ方があまり存在しないこと。蕎麦はその強い香りが持ち味だということで,少々の薬味を使う以外の食べ方ではその香りが判らぬと「邪道食い」と呼ぶ人すら世の中には存在するのだそうです。
 しかし,こちらのレシピに出会って僕は少し考えを変えなければいけないと感じました。蕎麦も具材を添えて頂くことがあるのですね。しかもこちらのレシピでは納豆というぬめりのある食材をも添えますから,或いはの喉越しの問題についても無事解決するかもしれません。早速,詳しく見ていくことに致しましょう。

 まず,汁と麺の準備です。汁については濃縮麺つゆを「つけ」に使う程度に薄めて鍋で一度煮立たせ,それを冷やしておきます。そしてお湯を沸かして蕎麦を茹で始めます。茹でている缶に具材の準備。缶詰ツナは汁気を切り,納豆はボウルでタレ・辛子と混ぜておき,万能葱を小口に切ります。蕎麦が茹で上がったら笊に上げて流水で洗い水気を切って器に盛ったらツナ・納豆・卵黄を載せて万能葱と刻み海苔とを散らし手完成です。上から汁を掛けて全体をよく和えて頂きます。

 何だかご馳走感も出て,食欲を誘われる蕎麦の頂き方ですね(﹡ˆ ᴗ ˆ﹡) 薬味についても。削り節・一味唐辛子・粗引黒胡椒・葱の小口切り・白炒り胡麻などを小皿に用意して少しずつ加えていくと良いとのことで,それも楽しそうですね。
 唯一気を付ける必要があるのは,蕎麦の茹で過ぎについてでしょうか。僕などは不器用ですから,汁と具材を先に準備してから蕎麦を茹で始めたほうが間違い無いように思われます。

 暑い夏の日のお昼にこんなお蕎麦を頂けたら,きっと午後も元気一杯過ごせるに違いありません♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪



ツナ納豆そば