これは良いなぁ。絵を観る楽しみを存分に味わえそうです(⋈・◡・)

 僕は機会を見つけて色々な絵画展にお邪魔しております。そのたびに素敵な作品に出会えて非常に嬉しいのですが,ときに作品中に描かれた季節が実際の季節と異なり一瞬「ん(。´・ω・)?」と感じたりすることもあったり致します。これが非常に古い作品や外国の都市の風景を描いた作品ですとそれほど強くは感じませんが,近代や現代の日本の都市を描いた作品や自然を描いた作品だと一瞬「あれ,季節が違うなぁ(。・_・。)。oO」という思いを抱いてしまいます。無論,例えば今の季節だと直後には「実際には梅雨の季節だが,この作品の中では晩秋なのだな」と気持ちが切り替わるので鑑賞に支障があるわけではありませんが,鑑賞を始めるのが一瞬遅れてしまうということはしばしば体験しています。「実際には暑い夏なのに,絵画の中ではそれ以外の季節」という場合には特に。これは僕が暑さを苦手にしていて,そういう中では目にも涼しさを求めるくせがあるからでしょうか。

 そんな目にも涼しいものを好む僕にとって,絶好の展覧会が開催されるようです(*゚▽゚)ノ 「涼-夏を楽しむ-現代日本画」というこちらの展覧会,記事に添えられた写真を観ると中村宗弘氏の「湖邊」・渡辺信喜氏の「蓮池」・林潤一氏の「爽暁清韻II」・中島千波氏の「峻嶺マッターホルン」など,それぞれ明け方の湖畔・蓮の花・朝顔の花・高山と想像するだけでも体の火照りが消えていくような作品が紹介されています。会場にはそれらのみならず全部で40点以上の涼しげな風情を持つ日本画が展示されるということで,もともと日本画が好きな僕にとってこれは是非訪ねたくなってしまう展覧会ですね(๑˃̵ᴗ˂̵)
僕にとって美術鑑賞の主目的は納涼ではありませんが,優れた美術品を鑑賞しながら納涼の願いも叶うとなれば,これはもうお邪魔しない訳には参りません!(^^)!

 こちらの「郷さくら美術館」,残念ながら僕はまだ訪問したことがありません(。・_・。)。oO 何処だっけ・・・と思って地図を確認したところ,中目黒駅の近くなのですね。僕が青春の日々に毎日のように利用していた東急東横線に乗って美術鑑賞にお邪魔するのも楽しそうです(^^♪ そして面白いことにこちらの美術館では,併せて満開の桜を描いた絵画を展示する「桜百景vol.36」という展覧会も併せて行われるのですね。真夏に桜というのはまさに上述の「作品中に描かれた季節が実際の季節と異なる」典型例ですが,気持ちの切り替えにどのくらいの時間を要するかを自ら確認すると同時にその時間を短縮する鍛錬も行えると,別の楽しみも味わうことが叶いそうです。
 2024(令和6)年7月2日から9月8日まで開催される「涼-夏を楽しむ-現代日本画」と「桜百景vol.36」を鑑賞しに中目黒にお邪魔するのが,今からとても楽しみです♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪



【プレビュー】「涼-夏を楽しむ-現代日本画」展 郷さくら美術館で7月2日から 暑さのなか、涼やかな作品に出合う楽しみ

https://artexhibition.jp/topics/news/20240618-AEJ2132434/