今年の夏はこれで暑さを乗り切ろう!(^^)!

 6月になり,特に昼間などは随分と気温が上がるようになって参りました。本格的な夏がやって来るのも,そう遠いことではないでしょう。そんな季節に嬉しいのが冷たい麺類です。最近は冷やし中華や冷製パスタなどの美味しい新顔が随分と増えましたし,それらを頂くのも間違い無く夏の楽しみの一つには違いありませんが,僕などはやはり「夏には素麺」と思ってしまいます。中華麺やスパゲッティ・饂飩や蕎麦も冷たくして美味しく頂くことは可能ですが,喉越しの良さは素麺には全く敵いません。というより,もともと素麺というのはあまり噛まずに頂くことを前提に作られているのではないか。冷たい麺を頂く際のあまりの快感に,僕はそんなことを思ってしまったりも致します。

 とはいえ素麺にも大きな欠点がありますね。ただ茹でて頂くのでは,美味ではあっても全く滋養がつきません。氷水を飲んでいるようなものといえば言葉が過ぎますが,麺と一緒に具材も頂く冷やし中華や冷製パスタと比較すればそれは明らかでしょう。饂飩や蕎麦はどうかといえば,たしかに素麺と同様に麺とつゆだけで頂くこともありますが,こちらは天麩羅などを載せて頂くことも珍しくなく,やはり滋養という点では素麺に勝ります。そのようなわけで,僕は例年この季節になると「具材と一緒に頂く,滋養のつく素麺」について色々と探すことを習慣にしています。通常の素麺だけではなく時にはそうした変わり素麺をも頂くことで,暑い夏を乗り切れるし秋になってから夏バテに悩まされる懸念も払拭出来るでしょう。

 今回は「ピリ辛ひき肉そうめん」という素麺に出会うことが出来ました。見るからに滋養強壮に抜群の効果がありそうですが,一体どのように作れば良いのか,早速見ていくことに致します。
 まず豚挽肉を赤唐辛子・酒・味醂・醤油・オイスターソース・胡麻油・砂糖とフライパンに入れて中火に掛け,肉を解しながら5分ほど炒め煮にします。次いで削り節をポリ袋に入れて揉むことで魚粉を作りますが,これは魚粉が手元にあればそちらをそのまま使用出来るでしょう。そして韮を幅5㎜に切り長葱は薄い輪切りにし水に2分晒して水気を切っておきます。それらが終わったら素麺を茹でて冷水にとって洗った上で笊に上げて水気をよく切り,醤油と胡麻油で和えたところに炒めた挽肉・韮・葱・魚粉・卵黄を載せて完成。混ぜながら頂きます。

 これはまた,随分と滋養のつきそうな素麺ですね(๑˃̵ᴗ˂̵) まずはこちらのレシピを習得するために指南どおりに作り,マスターしたら色々と応用してみたいところです。たとえば豚挽肉を牛こま切れ肉に変えたらどうか,また茹でて水気を切った素麺に和えるのを醤油でなく麺つゆにしたらどうかなど,自分なりに手を入れてみたいと感じる点も少なくありません。もしそういった手を加えた素麺も美味しければそれらを時によって使い分ければ,夏の間飽きること無く色々な素麺を頂くことが叶いますね(^^♪

 今年の夏を乗り切るのに,こちらの「ピリ辛ひき肉そうめん」は強力な味方になってくれそうです♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪



ピリ辛ひき肉そうめん