これは素晴らしいお花見が出来そうですね。是非お邪魔してみたい(ლ˘╰╯˘).。.:*♡

 僕は以前から「日本人はお花見といえば桜ばかりを珍重するが,これは決して賢明でも健全でもない。桜に劣らず美しい花々は沢山存在するのだから,そういうお花にも等しく関心を向けることで一年を通じて今よりもずっと楽しく,生き生きとした毎日を過ごすことが出来るようになる」と申し上げております。今までにも薔薇やネモフィラなどが美しく咲くさまを紹介させて頂き,桜に対するのと同様に愛でることを皆様にお薦めさせて頂きました。

 そして今回は花菖蒲のお花見が叶う季節がやって参りました。茨城県潮来市の水郷潮来あやめ園で「第73回水郷潮来あやめまつり」が開催中というニュースです。見事な花菖蒲を観ることが出来るのは勿論のこと,遊覧船に乗ったり「潮来囃子」の演奏を聴いたりというイベントも用意されています。それだけではなく22時まで花菖蒲のライトアップが行われたり,かつてこの地域の女性が舟に乗って婚礼に向かったさまを再現した「嫁入り舟」の再現イベントなども鑑賞出来るということです。僕が「桜の花以外についてもお花見の対象にすべきだ」ということを申し上げると「そうはいっても,桜の花が咲いたときには色々なイベントが行われてそちらも楽しめるるのに対し,他の花では単に花を見るだけであまり楽しくない」というご指摘を頂くこともあるのですが,こちらの「潮来あやめまつり」ではそういった問題も全て解決が図られているようですね(^^♪

 またお花見においては自然の中で咲く花を愛でることも勿論ありますが,多くの場合には整備された庭園において楽しむものですね。そしてこれも僕が何度も申し上げていることですが庭園というのは美術作品であり,実際に中を歩いて楽しむことは有益にして楽しい美術鑑賞の体験でもあります。こちらの会場である水郷潮来あやめ園は1976(昭和51)年に整備された庭園で園内には遊歩道などが整備されている他に花菖蒲以外の花木も植えられていて,それら花木の中には開花の時期を花菖蒲とほぼ共有する紫陽花もあるということです。花菖蒲と紫陽花の花を楽しみながら庭園の鑑賞も行えるというのは,これは非常に楽しく有益な一時になるのではないでしょうか。

 こちらの「第73回水郷潮来あやめまつり」は2024(令和6)年の6月16日まで開催されるということです。しかも嬉しいことにお花の見頃は6月上旬,具体的には10日頃ということで,これからがちょうど良い時節だと言えそうですね。僕も是非お邪魔したいし,皆様も初夏の一日,水郷潮来あやめ園でのお花見というのは如何でしょうか。「桜に劣らず美しい花々は沢山存在するのだから,そういうお花にも等しく関心を向けることで一年を通じて今よりもずっと楽しく,生き生きとした毎日を過ごすことが出来るようになる」という主張にご賛同頂いている方は勿論のこと,懐疑的な方や「やはりお花見は桜に限る」とお考えの方も,是非潮来でのお花見をお薦めしたいところです。その際には「打越はああ言っていたが,実際のところはどうかな」といったこともご自身なりに考察して頂けると,更に有意義なご体験になるのではないでしょうか♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪



ハナショウブ100万株 水郷潮来あやめまつり開幕(茨城・潮来市)