沖縄でも東京でも,もちろんその他の地域でも美味しく頂けるシンプルな沖縄料理です(^^♪

 僕は沖縄料理が大好きです。遠い沖縄に行く機会はなかなかありませんが,お邪魔した際には沖縄料理ばかり頂いているという感じです。同行の人々が「連日の沖縄料理に飽きたから…」と他のものを食べに行っても,僕は那覇空港で頂いた沖縄最後の食事まで一貫して沖縄料理に拘り続けました。あまりに美味しい上にバラエティに富んでもいて,少しも飽きるということが無かったのです。
 それは東京に居ても同じです。僕に夕食会や飲み会の企画をさせると沖縄料理店を選びたがると,知人からよく指摘されます。ここ数年はコロナ禍もあってそうした食事会や酒宴の機会も減ってしまいましたが,そんな中でも都内の沖縄料理店や沖縄そば店を探し出しては通っておりました。因みについ先日,コロナ禍はもう大丈夫だろうと久々に友人たちと都内で夕食会をして,沖縄料理に大いに舌鼓を打ったところです(*^^)v

 そんな沖縄料理ですが,家庭で頂こうとなるとなかなか骨が折れるのもまた事実です。それでもゴーヤチャンプルーなどは比較的容易に頂くことが可能ですが,沖縄と気候の違う東京では夏以外にはなかなか入手が叶いません。ラフテーならば通年で頂けますが調理にかなりの時間を要する上,豚の角煮というそっくりなライバル料理が本土にもあるのでこれ単品ではあまり沖縄らしさを感じられませんね。タコライスはというと少なくとも我が家にはタコスを作る習慣が無いので「どうやって作るんだっけ」ということになる上に,頂く際に不可欠なタバスコソースが我が家には無かったり致します。買ってくることは可能ですが他に使わないので無駄になりかねません。一見簡単そうな沖縄そばも,本土においてはそもそも独特の麺を入手することが非常に難しかったり致します。仮に麺を手に入れても,沖縄そばを特徴づけるスープと具材の準備が困難でしょう。

 そんな中で,こちらの記事で紹介されている「ポーク玉子」は素材の入手の手間も無く,また調理も平易な一品と言えるでしょう。実は僕はこの「ポーク玉子」が大好きで,コロナ禍の中で独り通っていた沖縄料理店や沖縄そば店でも必ずといって良いほど注文しては「あぁ,美味しい[m:241]」と頂いていたお料理です。
 まず鶏卵をボウルに割り入れて塩胡椒を加え,サラダ油を引き中火で熱したフライパンで焼きます。その際に「菜箸で大きく混ぜながら半熟になるまで加熱し、上下1/3ずつを折りたたみ、裏返す」のがポイントなのですね。薄焼きなので1分程度で焼けてしまいます。そしてそれが終わったら縦4等分に切ったランチョンミートを同じフライパンに入れて両面を焼きます。火加減は中火でも勿論大丈夫ですが,弱めの中火でじっくり焼いて脂を出してしまうとカリッとして更に美味しくなります。なお「先にランチョンミートを焼いて脂を出し,そのフライパンで卵を焼くと美味しい」と焼く順番を逆にしたレシピもあるようなので,このあたりは色々と工夫しても良さそうですね(๑•ᴗ•๑) 両方焼き上がったらお皿に盛り付け,卵の脇にトマトケチャップを添えて完成です。

 これは美味しい奴ですよ(๑˃̵ᴗ˂̵) 一目見て「同感」とお感じになった方は勿論ですが,逆に「ホント(・_・?)」とお思いの方も是非お試しになってみてください。僕が何故こちらのお料理を好きか,賞味してみればきっとご理解頂けることと僕は確信しております♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪



沖縄の定番メニュー! ポーク玉子