このお料理は知りませんでした。とても興味を感じてしまいます(◍•ᴗ•◍)

 昔から,沖縄料理は僕の大好物です。そして沖縄で昔から好まれていた泡盛も,初めて飲んだ時にこそ「ちょっと癖が強いなぁ(  ´・ω・)」と思ったものの,それから2か月もしないうちに「あの味と香りをもう一度味わってみたい」と強く感じて飲んで以来やはり大好きになりました。思い当たる人は誰も居ないのですが,これほど沖縄の食べ物やお酒が好きということは或いは遠いご先祖に沖縄出身者が居たのかもしれないなどとも感じてしまいます。

 とはいえ,僕は沖縄料理や泡盛が好きではありますが,詳しいわけではありません。沖縄料理のお店に随分と通ったので一般的な料理については名前を聞けばだいたい思い浮かびますが,それでも名前を聞いてもどんなものか判らない料理もありますし,見ても何という名前か判らぬ料理も珍しくありません。こちらで紹介されている「沖縄ちゃんぽん」もまた,名前を聞いてもどんなものか全く判らず,写真を見ても名前の判らぬ料理の一つです。
 ちゃんぽん自体は珍しい料理ではありませんね。中華麺を使いますが,茹でた麺をスープに入れるだけの通常のラーメンとは異なり「麺をスープで煮込む」という,まるで煮込み饂飩のような調理を行う麺料理です。長崎県の名物として,現在では全国各地に広く普及していて,僕も大好きです。しかし沖縄のちゃんぽんというのは何なのか,僕は全く存じませんでした。沖縄では「ちゃんぽん」というと長崎のものとはまるで異なり,麺料理ではなくお米を使った丼物なのですね!(。・о・。)! これは「長崎と沖縄の違い」などというレベルで説明のつくような相違ではありませんから,或いは全く別のお料理が偶然にも同じ「ちゃんぽん」という名前なのかもしれません。

 その「沖縄ちゃんぽん」とは具体的にはどのように作るのでしょうか。興味津々でレシピを読んでみます。まず人参を千切り,玉葱は幅6~8㎜の串切り,キャベツは一口大にそれぞれ切っておきます。そしてフライパンでサラダ油を中火で熱してコンビーフを入れて解しながら炒め,そこに人参と玉葱を加えてシンナリするまで更に炒めたらキャベツを加え,こちらはサッと炒めます。そこに酒・味醂・醤油・黒胡椒を加えて炒め合わせ,更に溶き卵を回し入れたら蓋をして半熟になるまで蒸し焼きにし,お皿に盛ったご飯に載せて完成です。

 なかなか美味しそうです。ただしこちらの丼物,全く汁けが無いのでご飯には味が付きません。頂く前にご飯と具材をかき混ぜたほうがより美味しいのではないかと感じられます。コンビーフを使うのも,恐らく身が解れて炒め物全体に塩気や旨味が馴染みやすいからでしょう。沖縄のお料理というとランチョンミートを多用しますし,こちらのレシピにも「コンビーフの他に、ランチョンミート、ツナ、魚肉ソーセージ、ベーコンなどもよく合います」と註記がありますが,コンビーフに代えてランチョンミートを使う際には細切りにして炒め物全体にしっかり塩気や旨味が行き渡るようにひと手間かけたほうが良さそうですね。

 こちらのレシピでは「レモンサワーやビールが合う」と書かれています。僕などは凝り性ですからレモンサワーならば泡盛で作り,ビールならば沖縄で好まれるオリオンビールを添えたらどうかなどと考えてしまいますが,如何でしょうか。お酒を飲まない際には,沖縄で好まれるさんぴん茶と一緒に頂いたらきっと食が進むような気が致します♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪



沖縄ちゃんぽん