これはとても面白そうですね(⁎˃ᴗ˂⁎)

 昔は鰹というのは初夏の味覚でした。南洋では一年中見掛ける魚ですが春になると北上を始め,夏には三陸海岸のあたりまで達します。ではその後は(・・?) 秋になると再び南に向けて帰っていくので,最近ではこちらにも注目が集まり「戻り鰹」といって珍重されるようになりました。ハッキリと調べたわけではありませんが,この戻り鰹が魚屋さんの店先に並ぶようになったのはたしか僕が小学生の頃だったのではないでしょうか。今頃の季節にスーパーや魚屋さんなどに買い物に行ったら鰹の刺身が売られていて「?(。・о・。)?」という顔をしているお客さんたちにお店の方たちが「北から戻ってきた鰹ですよ」などと説明していたのを覚えています。我が家でも鰹が大好きだった僕の望みで買っていったところ,帰宅した父が「(・_・?)」という顔をしていたのを今も覚えております(◍•ᴗ•◍)

 今回はそんな戻り鰹を味噌漬けにして火は通さずに頂く丼物を,魚屋三代目(柳田昇)氏が紹介して下さっています。魚を味噌漬けにすること自体は何ら珍しくありませんが,それを生で頂くというのは僕には今まで経験が無く,何だか面白いなぁと感じました。一体どんなものなのか,興味津々でレシピを読んでみることに致しました。
 まずは味噌だれを作ります。小鍋で日本酒と味醂とを中火で一煮立ちさせアルコールを飛ばしたら,それをボウルで味噌・醤油・砂糖・下ろし大蒜とよく混ぜ,粗熱が取れたら完成。そこに鰹の刺身を入れてよく絡め,ラップを掛けて冷蔵庫で冷やしておきます。漬け込む時間は「15~30分」とありますが,濃い味を好む人の場合にはもう少し長く漬けても良いかもしれませんね。その間に丼にご飯をよそりラップをして5~10分程度冷ましておきます。これはアツアツのご飯だと食べている間に刺身が温まって味が落ちてしまうことを避けるための工夫で,こうした一工夫で料理がより美味しくなると思えば疎かには出来ませんね。ご飯が冷めたら刺身を大葉と一緒にご飯に盛り付け,薬味葱と下ろし生姜を添えて完成です。

 これは美味しそうですね😋 お食事に頂く際には丼物ですが,魚屋三代目氏ご自身が仰るとおり「丼にせずとも、そのまま食べても酒の肴にGood」とのことで,応用が効きそうです。因みに先程「濃い味を好む人の場合にはもう少し長く漬けても良いかも」と申しましたが,もう一つの方法として味噌だれ自体を多めに作っておいて好みに合わせてこれを丼や鰹の身に付けて頂いても美味しそうです。「風味アップの白いりごまをふったり、ミョウガやかいわれ大根を加えたり、一味唐辛子や七味唐辛子でピリッと辛くしたり」「カツオはたたきになっているものでもOK。ブリやイワシ、サンマの刺身で作っても美味しい」とあり,色々と工夫の余地もありそうです。また丼物にした場合の「後半は分量の白だしとお湯を混ぜた即席のだし汁をかけて『だし茶漬け』でいただくのがおすすめ」というのも,何やら面白くて食欲を誘われますね(⁎˃ᴗ˂⁎)

 こちらの「戻りガツオのにんにくみそ漬け丼」しっかり作り方をマスターしてまずは鰹を,そして色々な魚を美味しく頂きたいと思いました♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪



にんにく風味の濃厚みそだれに15分「戻りガツオのにんにくみそ漬け丼」即席だし汁で味変も妙味あり【魚屋三代目】
https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/sakanaya-sandaime/2023-00928