冷麺とはまた違った,韓国風の美味しそうな麺料理ですね(◍•ᴗ•◍)

 暑い時期になると,喉越しの良い食べ物が恋しくなります。「暑い折にこそ汗を掻きながら熱いものを食べると体に良いのだ」などということも耳に致しますが,僕などはそういうお話は聞き流して冷たい飲み物を飲みながら喉越しの良い食べ物を頂くという感じです。

 そんな「喉越しの良い食べ物」の重要な一部を占めるのが,麺類です。素麺や蕎麦,それに冷やし中華や韓国式の冷麺など。いずれも非常に美味しい上に喉越しも良いので,暑い時期の最高の友といっても過言ではないでしょう。僕も前三者は暑い時期には頻繁に頂きます。しかし冷麺だけはその美味しさを充分に知っているにも拘らず,これまであまり食べる機会を持てていないというのが実情です。最初「何故だろう?(。・о・。)?」と思ったのですが,少し考えてみるとその理由が判って参りました。素麺や蕎麦については,黙っていても入手することが叶います。今はかつてのようなお中元の習慣が盛んな時代ではありませんが,それでも何かの折の贈り物に素麺や蕎麦を頂くことは稀ではありません。また冷やし中華はスーパーでもコンビニでもそのまま食べられるものがごく普通に販売されているし,ラーメン屋さんでも夏になると当然のように提供されています。しかし冷麺というのはそこまで簡単に手に入れることが出来るわけではありません。スーパーでは「乾麺とスープの素」といった形では販売されていますが,そのまま食べられるものが売られているのを僕は見たことがありません。あったとしても非常に稀でしょう。また外食で冷麺を頂こうと思えば焼肉屋さん以外で食べられるお店というのは滅多に無く,その焼肉屋さんというのはテーブルの上で火を焚く形態のお店ですから夏には非常に暑い思いをさせられてしまいます。要はもともと日本にあった素麺や蕎麦や,早いうちから日本に普及した中華料理に比べて,韓国料理はまだそこまでは普及していないということなのでしょう。僕の子供時代を振り返ってみると,それなりに大きな地方都市である僕の故郷でも,中華料理店ならば幾らでも見掛けた一方で韓国料理店は街に1件しかありませんでした。とはいえ最近は韓国の美味が日本でも人気ですから将来的にはこれも変わって来るに違いありませんし,僕も韓国料理好きとして1日も早くそうなって欲しいと願っているところです。

 そんなわけで日本風・中華風の冷たい麺類は簡単に口に出来ますが,韓国風となると現在でも口にするのには少々手間を要します。「買ってくれば良いだろう」と言われればその通りなのですが,暑い中をわざわざ買い物に行くというのも気が引けてしまいます・・・などと少々気の抜けたことを思っていたら,家にある素麺等の材料で韓国風の冷たい麺料理を作れるレシピに出会うことが出来ました(*^^)v
 まずボウルでコチュジャン・酢・胡麻油・砂糖・醤油を混ぜてタレを作っておき,胡瓜を千切り・トマトを串切りにしたら素麺を茹でます。その際には茹で上がった麺について「流水でしっかり揉み洗いして、氷水につけて水気を切るとコシが出て美味しくなります」と注意書きがあり,これが大切なポイントのようですね。その水切りが終わったら素麺を先述のボウルに入れてタレをよく混ぜ合わせ,器に盛り付けて胡瓜・トマト・茹で卵・キムチを載せ炒り胡麻を振って完成です。

 冷麺とは違ってスープはありませんが,これもまた韓国風の味わいで美味しそうですね。食欲も誘われ,暑い日にはきっととても素敵なお食事になるに違いありません♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪



めちゃうま!ビビンそうめん