可愛い(ლ˘╰╯˘).。.:*♡

 僕は昔から猫が大好きです。文章を書くときにしばしば「猫さん」とさん付けで呼ぶことからも,皆様もそれにはお気付きのことではないでしょうか。今回もいつものとおり「猫さん」と呼ばせて頂くことに致しましょう。

 本当は猫さんと一緒に暮らせれば,きっと楽しいに違いありません。しかしそれは難しい。僕は一人暮らしですから,猫さんにしばしば留守番をさせることになってしまいます。ほんの短時間なら問題は無いでしょうが,連日殆ど飼い主の顔も見られないというのでは猫さんにとっても不幸なことに違いありません。また土地の広い地方部であれば飼い猫であっても時々は外出して地域の猫さんたちと遊んだりすることも出来るでしょうが,今の僕の家ではそんなことは出来ません。都市部での外飼いというのは猫さんを危険に晒す行為として強く戒められています。要は今の僕が無理をして飼っても,猫さんを不幸せにしてしまう可能性が非常に高いわけで,みすみす不幸にすると承知で飼う訳には参りませんね(・ω・`)
 幸いなことにというべきか近所に野良さんは住んでいて,何度も顔を合わせています。僕を見ても,また最近では「やぁ(*・ω・)ノ」と挨拶しても逃げなくはなりました。「こいつは敵ではなさそうだ」とは認めてくれたのでしょう。とはいえやはり野生の暮らしですから人懐こくはないし,これ以上仲良くなるのは難しそうです。そもそもあちこちを歩き回っていていつ行っても会えるとは限りません。ならば猫カフェに行く,というのも一つの手でしょう。昔,猫カフェではありませんがペットショップで子猫ちゃんを抱っこさせてもらったことがありました。とても人懐こくて可愛くて,僕は「お前は子供なのに立派なお髭なのだね」などと妙なことを話し掛けながら幸せな一時を過ごすことが出来ました。これは本当に楽しかったので,機会を見つけて猫カフェには是非行ってみたいと思っています(๑•ᴗ•๑)

 しかし残念ながら猫カフェは僕の家の近くには無いし,そうそう行けるものではありません・・・などと思っていたら,こちらの「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」という太田記念美術館で開催される展覧会の情報を知りました。猫さんの描かれた浮世絵が多数展示されるのですね(◍•ᴗ•◍) こちらの記事によると「浮世絵に登場する様々な動物のなかでも、ペットとして最も多く描かれたのは猫だった」ということで,たしかに浮世絵には詳しくない僕ですら,猫さんが描かれた浮世絵を何度か見たことがあります。恐らくですが,実際に江戸時代にはたくさんの猫さんが飼われていたのでしょう。犬に比べて体も小さいので飼い易いし,何より今よりもずっと多かったに違い無い鼠への対策として。現代でも水田の多い地方では鼠除けという実用的な理由も併せて猫さんを飼っている農家が少なくありません。それどころかスーパーの倉庫で野良のお母さんが出産すると「鼠除けになる」とお店のスタッフが交代で毛布や餌を持っていって猫さん親子の面倒を見るなどということも実際に行われています。
 もっとも浮世絵に登場する猫さんは,必ずしもリアルな姿をしているとは限りません。この記事で紹介されているポスターにも着衣だったり,甚だしくは蹴鞠を嗜んでいたりする猫さんが描かれていますね。記事によると「踊ったり学校に通ったりする擬人化された猫、化け猫に、メス猫の一代記や、ネズミ除けのお札としてまで、あらゆる姿で表現されている」とのことです。服を着て人間のような活動をする猫さんなどというのは現実世界では見ることが出来ません。現代でもイラストレーションなどで猫さんが擬人化されることは珍しくなく,猫好きとして僕はそうしたイラスト作品を観るのも楽しみの一つですが,これは江戸時代に既に行われていたというお話には知的好奇心もそそられるし,何より実際に観てみたいという思いを強く感じさせられてなりません。

 この展覧会が始まったら,早速太田記念美術館にお邪魔したいと思います。江戸の猫さんたちに「こんにちは(*・ω・)ノ」とご挨拶したら「よく来たね(﹡ˆ ᴗ ˆ﹡)」と返事をしてもらえるでしょうか(๑•ᴗ•๑) 大勢の猫さんにお会いしたいですが,特にこのポスターの「ん」の字の右側でリフティングをしている猫さんには特に「サッカー,お上手そうですね」とお声掛けしてみたい気分です♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪



江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし
https://artexhibition.jp/exhibitions/20230309-AEJ1278597/