こういう記事,大好きです(*˘︶˘*).。.:*♡ 好奇心を満たしてくれると同時に,我々にフィクションの世界を実体験させてくれるのですから。

 小説や演劇・ドラマ・漫画などには食事のシーンや料理のシーンなど,食べ物の登場することが少なくありません。そんなシーンで今までに頂いたことの無いお料理が出てくると,食いしん坊の僕は「どんなお味なんだろう」「自分も食べてみたい」などと感じさせられてしまいます。食をテーマにしたお話だとそれが続きますが,食をテーマにしていないお話でも食に関するシーンが登場することはあり,案外とそちらの方が印象に残ったりも致します。

 とはいえ一部のグルメ漫画などを別にすれば,お話をいくら熱心に鑑賞してもそうしたお料理の作り方までは判りません。以前「剣客商売」のお芝居を観た際,劇場で販売されているオフィシャルブックに劇中で登場するお料理のレシピが載っていて大変嬉しい驚きを感じましたが,他のお芝居や映画ではそうした事例は寡聞にして存じません(・~・´)
 そんなことを考えていたら,今回「あの映画の、あの料理を再現!」という連載記事に出会いました(*^^*) その名のとおり,映画に登場するお料理についてライターのNao氏が再現し具体的な作り方を紹介してくださるもので,思わず嬉しくなってしまいます。無論,僕を含む読者が知っている映画作品ばかりではありませんが,簡単なあらすじと料理の登場場面についても紹介されているので,読むのに不都合はありません(◍•ᴗ•◍)
 興味を持ってそれぞれの記事を読んでみましたが,僕が一番興味を感じ「食べたい(๑˃̵ᴗ˂̵)」と感じたのがこちらの「ミートボールスパゲッティ」です。このお料理が登場するのは映画「ゴッドファーザー」。フランシス・コッポラ氏監督,アル・パチーノ氏主演で日本でもよく知られる名作ですね。そしてこのスパゲッティは主人公マイケルが父の率いる組織「コルレオーネ・ファミリー」の古参幹部であるピーター・クレメンザから作り方を習うお料理です。なお余談ながらマフィアは宴会に際しては自分たちでお料理を作ることも多く,マフィオーゾ(組員)には料理上手が珍しくないのだそうですね。実際にアメリカには引退後に料理指南のビデオを出している元の親分さんもいらっしゃるのだそうです。

 具体的にはどう作るのかな,とレシピを読んでみました。微塵切りにした玉葱・鶏卵・挽肉・塩胡椒をボールに入れて粘りが出るまで混ぜ合わせ空気を抜きながら肉団子を丸め,オリーブオイルを敷いたフライパンで粗挽きソーセージと一緒に焼色をつけて一旦お皿に取り出します。その後に今度は鍋にオリーブオイルを敷いて微塵切りの大蒜を炒め,色づいたらまずトマトピューレ,次にトマト缶を投入して潰しながら煮立たせ,そこに先ほどの肉団子・ソーセージ・赤ワイン・砂糖を加えてとろみが出るまで煮込み,塩胡椒で味を調えたらソースの完成です。これを茹でたスパゲッティに掛けてパセリを散らせば完成です。手際の良い方だとソースを作りながらスパゲッティも茹でてしまうのでしょうが,僕はそんなことをやると麺を茹で過ぎて台無しにしそうなので1つずつ片付けていきたいところです。

 美味しそう😋 「所要時間約20分」とのことですので,意外と簡単なようですね。近いうちに試してみたいです(﹡ˆ ᴗ ˆ﹡)
 これを頂いたら,僕もコルレオーネ・ファミリーの大幹部であるコンシリエーレやカポ・レジームなどの地位に就いたような気分になれるでしょうか♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪



【あの映画の、あの料理を再現!】<1>「ゴッドファーザー」クレメンザのパスタ
https://iemone.jp/article/gourmet/nao_196860/