このビフテキ,とても面白いソースで美味しそうな味付けをしていますね(◍•ᴗ•◍)

 ビフテキというのは我々にとって実に馴染み深いご馳走です。牛肉を焼くだけなのに頂く者にとても贅沢な感じを与えてくれる,素敵なお料理と言えるでしょう。僕の元上司が昔「イギリス料理に凝ったものが少ないのは,イギリス人がビフテキとローストビーフを早い時期に発明したからだ」ということを仰っていました。僕自身は食文化についての詳しい歴史は存じませんが「たしかにその2種類のお料理があれば,大ご馳走を頂くときにも,またお祝い事などで豪華なパーティーを開催するときにも,何ら不自由は感じないだろうな」とは感じますね(◍•ᴗ•◍)

 そのビフテキを美味しく作るのには,何に重点を置くべきでしょうか。およそ料理である以上は良質な素材が求められるのは当然として,ただ焼くだけのお料理ですから焼き方と味付けのソースこそが決定的に重要なのは言うまでもありません。因みに我が家ではよく母が醤油を回して和風の味付けをしたビフテキを焼いてくれました。実はそれを最初に頂いた小学生時代,本来は西洋のお料理であるビフテキに醤油味というのにはかなり驚いたのですが,いざ頂いてみるとこれが本当に美味で「和風のビフテキというものは大変美味しい!(^^)!という確信を抱きました。以来,その僕の確信は微塵も変わっておりませんo(^-^ o )(ノ ^-^)ノ
 とはいえ,いつもいつも和風の味付けばかりでは代わり映えがしないのもまた事実ですね(・_・) そんなことを思いながらたまたまネットサーフィンをしていたところ,こちらのレシピに出会いました。これは映画「南極料理人」に出てくるステーキを,料理研究家の杉本亜希子氏が再現したものだそうです。僕はその映画は残念ながらまだ観ておりませんが,そちらでは南極の基地にある調理器具の火力が弱かったので塊肉に大量の油を塗って屋外で焼いてステーキにするシーンがあるのだとか。無論,そんな豪快な料理法はそれこそ南極大陸でもない限りはなかなか出来るものではありませんが,味付けのほうは大いに参考になるでしょう。いや,むしろ積極的に学ぶべきものがあると言えるでしょう。極地探検などという極めて困難なミッションにおいては,食べることこそが最大の娯楽であり気分転換なのですから。同様の困難なミッションで気分転換すら困難な長期の航海においてもやはり同様の理由でスタッフへの美味しい食事の提供は不可欠であり,官民問わず長い航海をする船には料理専任もしくは重点的に担当するスタッフが必ず配置されています。海上自衛隊の給養員・海上保安庁の主計員などはまさにその典型ですね。そうした気分転換・娯楽のために専門家が行うビフテキの味付けとはどのようなものか,僕としても興味津々です。

 こちらのレシピではフライパンを使ってお肉をオリーブ油で焼いた後,ケチャップとウスターソースをそれぞれ大匙1.5・醤油を小匙1.5・赤ワインを大匙1.5〜2を入れてとろみがつくまで火に掛けることでソースにしています。大匙は1杯が15cc,小匙は5ccですから「ケチャップ3:ウスターソース3:醤油1:赤ワイン4」と覚えればよろしいでしょうか。お肉を焼いたフライパンを使うということは,肉汁も無駄にしないということに違いありません。ということは,この味付けを覚えておけばローストビーフを作る際にも応用出来そうですね。特に最近流行の低温調理法でローストビーフを作ると肉汁がたっぷり出るので,その肉汁を使ったグレービーソース作りに,この味付けはそのまま転用出来そうです。

 立秋を過ぎたとはいえ,暑さは一向に衰えません。その対策としてスタミナをつけるのに,ビフテキというのは最適の食べ物ではないかと思われます。その際には南極探検隊員をも唸らせたこちらの味つけで頂いたらきっと素晴らしいに違い無いと,僕は強く感じているところです♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪



本格ソースで食べるステーキ 市販より美味しい
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