5月23日(木)の朝、羽田空港でJALの16番スポットからプッシュバックされていたJAL503便、新千歳行きエアバスA350-900、登録記号JA02XJと、北隣の17番スポットに505便の使用機材としてトーイングされてきたJALエアバスA350-900、登録記号JA09XJの主翌端が接触しました。503便は折り返し便と合わせて欠航になり、505便は機材を入れ替えて出発しました。またJALはボーイング787-9を使用した臨時便を羽田⇔新千歳に1往復設定した旨、Aviation Wireが報じていました。写真はJALのエアバスA350-900の2号機JA02XJです。2022年7月、那覇空港RWY18Lを離陸し、上昇中のシーンをホテルグランビュー沖縄の客室から撮影しました。

 

 

23日に翌端を接触させたもう1機のJALエアバスA350-900、登録記号JA09XJを2日前の5月21日、9時過ぎに第1ターミナル6階の展望デッキから撮影しました。接触のトラ版ブルが起きた翌日の24日、JALに国土交通省の特別監査が行われました。この写真の手前に写っている主翼は右側の13番スポットがエアバスA350-900、左側の12番スポットはボーイング787-8です。一見、タイトな印象を持ちました。

 

 

23日に翌端接触が起きた16番スポットと17番スポットが写っている写真を探したところ、23年3月に撮っていました。第3ターミナルの展望デッキからRWY16Rに着陸したJALエアバスA350-900、こちらも登録記号はJA09XJでした。管制塔の根元右側、空いているのが16番スポット、左側の737-800が駐機しているのが17番スポットです。17番は斜め、やや北向きに機首を向けて駐機します。この配置だと、2機同時に動かすのはリスクがあるでしょうね。5月10日に福岡で起きたJAL787-8がJ-AIR機に急ブレーキを掛けさせ、欠航させたトラブルを重大インシデントに認定した方が良かったのではないでしょうか?

 

 

今回、5月21日セントレアから羽田経由で旭川に行きました。乗り継ぎ時間を利用して羽田の第1ターミナルの展望デッキでJALのエアバスA350-1000を2機まとめて撮れました。奥のスポットに駐機中の機体が2号機、JA02WJ、手前をトーイングされている機体が初号機、JA01WJです。羽田では珍しくない光景なのでしょうが、私には新鮮なシーンでした。

 

 

5月23日、旭川から帰る便では乗り継ぎ時間が十分にあるため、第3ターミナルの展望デッキに移動してRWY16Rの離着陸機を撮影しました。16:09ニューヨーク・JFKからのJAL005便、エアバスA350-1000がRWY16Rに着陸しました。通常塗装の3号機、JA03WJが接地し白いタイヤスモークが上がりました。

 

 

5月23日、第3ターミナルの展望デッキからはANAの新しい国内線の主力機ボーイング787-10も撮影できました。RWY16Rを離陸滑走中の787-10、登録記号JA984Aです。細長いスマートな機体で、エンジンのGEマークが国際線機材との見分けポイントですね。

 

 

上の写真から30分近く経ちANAのボーイング787-10がもう1機、離陸しました。こちらは登録記号JA981Aの国内線仕様の初号機です。この先777-300と、どんどん置き換わるのでしょうね。